出版社内容情報
なんでも吸収できる赤ちゃんはコミュニケーションの達人。でも、私たちは? 個性の成り立ちとその本質を知ってポジティブな人生を!赤ちゃんはコミュニケーションの達人だ。しなやかな脳がなんでも吸収し、偏見もなく、人間関係に悩まされることもない。翻って、私たち大人はどうだろう・・・?
問題は私たちを取り囲む空気にある。あたかも「平均の魔法」にかけられたように均質を求めすぎ、異質を排除する。しかし、限界のある能力をより効率的に使うために不要なものを切り捨てる、それこそが「発達」なのである。「いいとこ取り」はあり得ず、なにかを得ることと、なにかを失うということは表裏一体。だからこそ、そこに人には無限の「個性」が生まれるのだ。赤ちゃんの成長は、自分自身を含め、人のデコボコの成り立ちの秘密を教えてくれる。
赤ちゃん実験室を20年近く運営してきた筆者が、人の「個性」の本質、そして、「平均の魔法」から脱してポジティブな人生を送るために必要な考え方を説く。
はじめに ?赤ちゃんから個性を知ろう
1章/コミュニケーションを赤ちゃん時代から考える
2章/個性はいつどのように生まれるのか
3章/環境と心の関係を見直す
4章/私たちを形づくる「食生活」を考える
5章/コミュニケーションの本質と個性
終章/赤ちゃん学と個性を振り返る
あとがき
山口 真美[ヤマグチ マサミ]
著・文・その他
内容説明
なんでも吸収できる赤ちゃんはコミュニケーションの達人。でも、私たち大人は?人のデコボコの成り立ちを探る、未知の世界の冒険へ。
目次
1章 コミュニケーションを赤ちゃん時代から考える
2章 個性はいつどのように生まれるのか
3章 環境と心の関係を見直す
4章 私たちを形づくる「食生活」を考える
5章 コミュニケーションの本質と個性
終章 赤ちゃん学と個性を振り返る
著者等紹介
山口真美[ヤマグチマサミ]
中央大学文学部心理学研究室教授。日本赤ちゃん学会事務局長。1987年、中央大学文学部卒業。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(人文科学)。(株)ATR人間情報通信研究所客員研究員、福島大学生涯学習教育研究センター助教授を経て現職。主として乳児の視覚世界の研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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