出版社内容情報
理系の青春はこんなに面白い!獣医学科で動物の生命と向き合う学生たちの笑いあり涙ありの日々を、現役大学院生の著者が描く青春小説
「シカミミ!」獣医学科の分子生物学研究室に入った太一を待っていたのは、実験用の鹿の耳を切り刻み、彼女とすれ違い続ける毎日だった……
「ナツジツ!」夏休みに実家の動物病院に帰省した東は、十年ぶりに子連れで帰ってきた、元ヤンキーの姉の姿に驚愕するが……
「ネガコン!」就活中の新倉は、インターン先のペット保険会社で呑気すぎる学生たちとの共同作業に苛立ちが募るばかり……
「コンフル!」何でも器用にこなしてきた透は、余裕のはずの卒業論文で追加実験を命じられ、合コンで出会った子とも上手くいかず……
「ブンセイ!」5年生になったミカは、大学の実験と動物病院でのバイトで、続けて初めて動物の安楽死の現場に立ち会って……
理系の青春はこんなに面白い!
獣医学科で動物の生命と向き合う学生たちの笑いあり涙ありの日々を、現役大学院生の著者が瑞々しい文章でリアルに描く青春小説。
「シカミミ!」
「ナツジツ!」
「ネガコン!」
「コンフル!」
「ブンセイ!」
【著者紹介】
片川優子(かたかわ・ゆうこ)
1987年東京都生まれ。2004年、中学3年生のときに書いた『佐藤さん』で第44回講談社児童文学新人賞佳作を受賞しデビュー。現在、麻布大学獣医学部に在籍中。他の著書に『ジョナさん』『チロル、プリーズ』『100km!』(以上、講談社)『動物学科空手道部1年高田トモ!』(双葉社)などがある。
内容説明
ギンブナに餌をやり、シカの耳を切り刻む、地味~な研究室の日々。でも、獣医学科のきらきらした夢と未来と青春はここにあるのだ!
著者等紹介
片川優子[カタカワユウコ]
1987年東京都生まれ。中学三年生のときに書いた『佐藤さん』で、2003年に第四十四回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、翌年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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