出版社内容情報
ぼくらは家族になるのだろうか――? モヒカンで、料理上手で、おまけに超能力者。兄妹と母が暮らす家庭に、ヘンな男がやってきた!
ある朝、中学一年生の進也は、妹の亜由美に起こされた。
台所を見に行くと、知らない男の人が体育坐りで眠っている。
夜の仕事をしている母が連れて帰ってきた人らしい。
進也はあまり気にせず、いつものように目玉焼きを作りはじめると……
「あ、そろそろ水を入れた方が、いいんじゃないですか?」
第一話 やってきた男
第二話 曲げちゃう男
第三話 咲かせる男
第四話 追われる男
第五話 逃げ出す男
第六話 遠い男
第七話 輝く男
第八話 さよならの男
内容説明
―あれ以上においしくて元気の出る食べ物は、きっと、この世に存在しない。ある朝、中学一年生の進也は、妹の亜由美に起こされた。台所を見に行くと、知らない男の人が体育坐りで眠っている。夜の仕事をしている母が連れて帰ってきた人らしい。進也はあまり気にせず、いつものように目玉焼きを作りはじめると…「あ、そろそろ水を入れた方が、いいんじゃないですか?」3人家族と謎の男チキさんの、忘れられない物語が始まる。
著者等紹介
朱川湊人[シュカワミナト]
1963年、大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2002年に「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年には「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を、2005年には『花まんま』で第133回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kishikan
ちはや@灯れ松明の火
紫 綺
ひめありす@灯れ松明の火
財布にジャック