内容説明
歴史は人が作り、人はいつの時代も必ず「心の法則」に支配される。古代から現在まで、歴史に隠された人間の“こころ”の真実を、現代心理学が今、解き明かす。
目次
序章 人間不変の「心の法則」に心理戦必勝の極意あり
第1章 「交渉・戦」の勝者編
第2章 「組織」の勝者編
第3章 「人心掌握」の勝者編
第4章 「人間関係・ビジネス」の勝者編
第5章 「演説・説得」の勝者編
終章 歴史が教える心理法則65
著者等紹介
内藤誼人[ナイトウヨシヒト]
慶応義塾大学社会学研究科修士課程修了。専門は、説得的コミュニケーション学。心理学、経営学、行動科学など幅広い研究領域に興味・関心を持っている。日本社会心理学会会員。経営行動科学学会会員。著書に、『心理戦で絶対に負けない本』(共著、アスペクト)などがある
伊東明[イトウアキラ]
心理学者(博士)。早稲田大学卒業後、NTT(株)勤務を経て、慶応義塾大学大学院修了。現在、東京心理コンサルティング代表取締役社長および(株)ウィル・シード顧問。「理論と実践」のビジネス心理学を中心に積極的な活動を展開している。『心理戦で絶対に負けない本』(共著、アスペクト)、『聞く技術が人を動かす』(光文社)他著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anco
12
歴史から心理を学ぶ。われわれは他人の知識によって物知りになれるにしても、知恵者になるには自分自身の知恵によってである(モンテーニュ)。状況を的確にとらえていない者は、なんでもかんでも集めたがる。自分の頭で情報を処理し、それを知恵にする努力が絶対に必要である。2016/07/09
B.J.
6
●音楽の重要性 →ミネアポリス郵便局において、夜勤者の局員たちの眠気覚ましにと音楽を流したところ、郵便物の区分エラーが減少。 ●労働者にちょっとした決定権を与えると、生産性があがり、欠勤が減るという。 ●孔子は言った。 :まずその人の行動を観察し、ついでその人の行動の動機を調べ、さらにその人がその行為に安んじているかどうかをさぐる。 →この3つをやれば、必ずその人物の本音が見えてくる。 ・・・本文より2020/02/24
Takeshi K
1
◎日本人には複数のリーダーが良いに◎2012/07/30
は た さ わ
0
歴史的な場面ででくる人物の心理を分析して、その心理の差が勝敗を分けた!という形に持っていく書籍。珍しい形の切り口なので非常に面白かったと記憶している。2014/10/17
takehiro
0
歴史を学ぶことは心理学を学ぶこと。なるほど〜2012/07/26