講談社ノベルス
ST 沖ノ島伝説殺人ファイル―警視庁科学特捜班

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061827578
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

「伝説の旅」第3弾の舞台は玄界灘の孤島 沖ノ島での工事中に人が死んだ。その島には見聞きしたことは外で話してはいけない、という風習が残っていた。難航する捜査。玄界灘に向かったSTがタブーに挑む

内容説明

玄界灘の沖ノ島で港湾工事中に、水死体が見つかった。事故か。事件か?許可なく入ることができない『神の島』には、古代からの因習が残り、島で見聞きしたことを外で話してはいけない“御言わず様”の掟があった。祟りを恐れ、口を閉ざす関係者たち。難航する捜査。そして警察OBからの圧力。福岡に飛んだSTが、伝説に迫る。“伝説の旅”シリーズ第3弾。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家に。2006年、『隠蔽捜査』で、吉川英治文学新人賞、2008年、『果断隠蔽捜査2』で、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。また「空手道今野塾」を主宰し、空手、棒術を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきちん

38
ST11:信仰(言い伝え)対ST 島で見聞きした事を話してはいけない、という掟から聞き取りができない状況での捜査。人間嘘発見器コンビも大活躍いや今回はメンバー満遍なく活躍したね。犯人はまぁ、そうかなって感じだけども、これはこれでいいのだ。2016/12/21

rinko

37
地域の言い伝えや風習にはさすがのSTも四苦八苦。それでも科学の観点から、さくっと解決。心配なく読めて楽しいシリーズです。色シリーズ読んでからこちらにきましたが、なんだか菊川さんと翠さんがいい感じ?青山くんがちょっとやる気出してる?赤城さんは相変わらず自称・一匹狼ですが、ほんとの一匹狼は自分でそうは言わないという菊川さんの突っ込みもお約束化していて、なんだか微笑ましい関係になってきてる気がします。あとは…黒崎さん、もう少ししゃべりましょうね…出番少なすぎです。2014/11/01

そのぼん

35
島の港湾工事中に見つかった謎の死体が見つかったことから事件が発覚しました。このシリーズ、美男美女の捜査員や僧侶の捜査員が出てきたりして、キャラが濃いですね。ページ数が少ないせいもあって、一瞬で読み終わりました。2012/09/15

Shu

34
いつも通りメンバーの個性が発揮されているね。2015/02/07

くまんちゅ

31
今回の事件の舞台は古くからの因習が残る玄界灘の沖ノ島。これだけ科学が発達した現代でも祟りや古くからの掟に縛られてしまう人たち。確かに自分もそういう「目に見えない力」を気にしてしまうことはあるなぁと思いながら読み進めました。結局その信仰が事件につながってしまうのですが、ラストの山吹の「人の心の闇が犯罪を生むのなら、その闇を晴らすのも人の心であるはずです」というセリフが救いか。2013/09/23

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