出版社内容情報
がんはどこまでわかったかノーベル賞で説く。
がん研究はどのように発展し、がんの謎はどこまで解けたのか? ノーベル賞を受賞した研究を初心者向けにわかりやすく解説し、がん研究の全体像にまで迫る入門書。
内容説明
研究成果にたどり着くまでの道のりを学ぶことで、がん研究の全体像がみえてくる。
目次
がん研究の発展
腫瘍ウイルスの発見と腫瘍ウイルスと細胞遺伝子間の相互作用の発見
成長因子の発見
がんの治療法の開発
レトロウイルスがん遺伝子が細胞起源であることの発見
生体制御機構としての可逆的リン酸化の発見
細胞周期の調節機構の発見と発がん機構
器官発生の遺伝的制御とプログラム細胞死の発見
がんなど内臓疾患の診断装置開発
ヒトがんの病原体の発見
テロメアの構造と機能の解明
がん研究の将来(現状と将来展望)
著者等紹介
石田寅夫[イシダトラオ]
1962年東京大学理学部生物化学科卒業。1964年東京大学大学院化学系研究科生物化学専攻修士課程修了。1970年東京大学理学博士号取得。2007年文部科学大臣表彰科学技術賞受賞。現在、鈴鹿医療科学大学教授、東洋医学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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