内容説明
サプリメントの用法から病気の治療まで、栄養とのつきあい方を詳しく解説。
目次
第1章 なぜ栄養医学が必要なのか(なぜ今「栄養医学」が必要とされるのか;栄養医学ではどう考えるか;代替医療に何ができるか)
第2章 栄養医学を支えるサプリメント(栄養素の摂り方、その基本をまずは知る)
第3章 栄養医学から見る治療の実際
著者等紹介
柏崎良子[カシワザキリョウコ]
茨城県鹿島郡鹿島町(現鹿嶋市)に生まれる。千葉県立佐原高校卒、横浜市立大学医学部卒。千葉大学付属病院呼吸器内科等を経て、1987年4月に内科小児科マリヤ・クリニックを開業。日本で初めて低血糖症治療に本格的に取り組み始め、現在まで第一人者として活躍する。「低血糖症治療の会」顧問。千葉福音キリスト教会牧師夫人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュリ
2
各栄養素について優しく解説されていてわかりやすい。2017/07/13
aya
1
栄養素を予防だけでなく「治療」使う「分子整合栄養医学」に基づく、サプリメントと様々な病気の治療法のガイド。各栄養素の説明が、単に効能だけでなく代謝についても触れられているので理解が深まった。サプリを利用しない人にも役立つ一冊。一部の栄養素について血液検査の数値について基準値かどうかだけでない判断基準が記されていて大変参考になった。2011/08/30
Utsugi Yuan
0
サプリによる栄養補給は病気の予防だけでなく、治療の中心として使えるという考え方の本。「オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)」でググると代替医療特有のスピリチュアル感のあるサイトがヒットするのだが、本書はそうした雰囲気の本ではなく、栄養素の働きや摂り方を科学に基づいて解説している。各栄養素が体内で複雑に連携していることがわかり、単独摂取では効果が薄いことに納得がいった。「完全な食事」をしていてもストレス下の身体には栄養量が足りない、という見方は一般的な食事療法論とは異なっており面白い。2019/09/08