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内容説明
第三次関東会戦の騒乱も落ち着き、天童民間警備会社には静かな毎日が戻っていた。蓮太郎や木更、延珠、そしてティナは、楽しく平和な時間を満喫する。しかし蓮太郎のもとへ、小学校時代の友人が久しぶりに訪ねてきたことをきっかけに、彼らの日常は暗転する…。いわれなき殺人の容疑をかけられることになった蓮太郎。孤立無援の状態で決死の逃亡を図るものの、かつてない強敵が次々と襲いかかってきて―。待望の第5巻は、これまで以上に緊張感満載のノンストップ・アクション!蓮太郎は生き延びることができるのか!?
著者等紹介
神崎紫電[カンザキシデン]
ライトノベル作家。北海道出身。第一回小学館ガガガ文庫大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
60
蓮太郎の前に中学の同窓である水原鬼八が現れ依頼をしてくる。彼も民警になっており、東京エリアを壊滅しかねない程の重要な計画の秘密を知ってしまい聖天子に合わせて欲しいという。一方木更にはなんと見合い話が舞い降り相手は天童時代の婚約者の櫃間だと言う。水原と落ち合う時間に水原を訪れると水原は殺されていて蓮太郎は犯人として連行されてしまう…。東京エリアを救った英雄から一転犯罪者へ。罪を被せされ逃亡しながら真犯人を捕まえるために目的を探り出し抜こうとするハリウッド的な話。真の敵が警察の櫃間なので頼る当てはない→2014/04/07
コリ
48
手に汗握るバトルや蠢く陰謀、そしてライバルキャラの登場など今回も展開が熱い!約一年待った甲斐があったわ…。蓮太郎の四面楚歌っぷりが読んでて痛ましい。頼みの綱である延珠、ティナ、木更もそれぞれの事情で身動きが取れないため緊張感がいつもより更に倍増。絶望的だからこそ、この追い詰められた状況からどんなどんでん返しを見せてくれるのか非常に楽しみ。しかし蓮太郎は本当に幼女と縁があるなぁ…(笑)そして聖天子も蓮太郎の事を…!と、事件が落ち着いたら今度こそラブコメに力を入れた話が読みたいですよ?作者さん?(笑)2013/07/13
謡遥
45
今月の電撃文庫最新刊一冊目。前巻の宣言が役に立ってない平常運転。まあ、この作者が帰納的に書いてるのは納得。そしてところどころ「ああ、これフリだな」と思ったのは内緒。けどやっぱり心が折れる作風で読んでてゾクゾクします。2013/07/10
アウル
40
第三次関東会戦の騒ぎも落ち着きを取り戻し始めたある日、小学校時代の友人水原と再会する。水原が抱えていた依頼の話を詳しく聞こうと待ち合わせの場所に行くと水原が殺害されており容疑者として追われる話。天童民間警備会社はバラバラになり蓮太郎は無実を証明すべく水原のイニシエーター火垂と共に行動する事になる。火垂が行動していくにつれ徐々に心を開いていく様子が良かった。櫃間が色々アクションを起こしているがなんか小物臭いな。逆にタクシーの運転手がいい人だった。2014/05/09
ソラ
38
主人公が社会的に抹殺されていくって展開はどうにも苦手。まぁ、次巻には明らかになっていくとは思われるけど、このシリーズすっきりしないところがあるからなぁ。それでも面白いんだけど。2014/07/06