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出版社内容情報
川原 礫[カワハラ レキ]
著・文・その他
abec[アベシ]
イラスト
内容説明
銃と鋼鉄のVRMMO“ガンゲイル・オンライン”で発生した“死銃”事件を調査するため、“GGO”へとログインしたキリト。一見超美少女キャラと見間違えるアバターにコンバートされるトラブルに遭った彼だったが、スナイパーの少女・シノンのナビゲートにより、全ガンナーの頂点たる対人トーナメント“BoB”に無事参戦を果たす。キリトは、銃が支配するこのゲームで唯一“光剣”を駆使、“BoB”を勝ち進む。その奇抜な戦闘スタイルが話題となり、徐々にゲーム内での知名度は上がっていった。そして“BoB”決勝。数多の強敵がひしめく“バトルロイヤル”の中、ついに“死銃”が姿を現す。果たして“死銃”とは何者なのか。本当に“仮想世界”から“現実世界”へ影響を及ぼすことができるのか…キリトは単身、“死銃”へと挑む!!『ファントム・バレット』編、完結。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
109
忘れては、忘れてはならない名前があった。自分の過ちで殺してしまった少女よりも、もっとずっと覚えてなくてはならないはずの名前。自分の手で、殺した男の名前が。激情に駆られて弑した凶悪犯の名前。倫理観が狂った、強くて正しいだけでは生き残れなかった世界。皆も自分も何処か何か狂っていたと言えば全ては収まる。だけど、生きて行きたいから。黒の剣士キリトじゃなくて、ただの和人として。この世界を、温かな掌の君を。リアルに生きる。だからここで断ち切る。過去の因果に楔刺そう。剣だけじゃなくあの世界で手に入れた、自分だけの強さで2013/05/04
くろり - しろくろりちよ
90
※ネタバレ注意※シノン…シノンが可愛すぎる。今回もキリト無双で。強ぇぇ…。死銃の正体は逆の意味でまさか。やっぱり本気のデス・ゲームは読んでて楽しい。リアルパートの方はやや邪魔に感じてしまったり…。今回もサブタイトルが秀逸。ファントム・バレットで幻影の一弾、かぁ。シノンの功績を称えて。あいかわらずのハッピーエンドでは読んでて一緒に嬉しくなったり。世界にどっぷりハマりこめる素晴らしいファンタジーです。2012/06/28
Yobata
67
5巻の続き。ついにキリトとシノンが死銃の謎を解き、対決が始まる。殺人という十字架を背負っているキリトとシノン。強さは結果じゃなく、そこを目指す過程の中にこそ…。シノンが最終的に自分を許すことができて良かったね。死銃の謎は案外普通だったけど、新川君のストーキング度がかなり高くてキモかったわw正妻アスナは今回は若干スグに負けてたね。ラフィンコフィンの幹部一人が未だ捕まっておらず、これからの物語にどのように影響するのか?次のVRMMORPGの世界の物語に期待。2012/07/21
佐島楓
64
このラノベを誤解していた。デスゲームという触れ込みだったのでひたすら殺伐とした命のやり取りが続くのかと思っていた。けれど結局のところすべては人間の生に帰結するのだ。救われない者たちと救われた者たち、わたしだったらどちらの側に立てるだろうか。2022/12/31
ラノベ好きの非リア充
57
最初は 400ページもあるのかよ~と愚痴をもらしていたのですが先に先にと読めてしまいましたよ シノンとキリトのコンビはいいですね 最後の シノンが郵便局で助けた女性とその子どもに感謝の言葉を言われたところは 泣けると思ったのですが 思ったより心にきませんでしたねー にしても 自分はシノンが一番好きなのですがね いまのところは どうです皆さん?2012/01/04