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出版社内容情報
川原 礫［カワハラ レキ］
著・文・その他
ａｂｅｃ［アベシ］
イラスト
内容説明
アインクラッド第二層のボスモンスターを、激闘の果てに倒した“ビーター”のキリトと、その暫定的パートナーである細剣使いアスナは、次なるフロアへの階段を上る。第三層。そこで二人を待ち構えていたのは、フロア全体を深く包み込む大森林と、初めての大型キャンペーン・クエストだった。森の中で戦う二種族のエルフの騎士たち。そのどちらかに加勢することで、クエストは開始される。“ベータテスト”時は必ず相討ちになっていた二人のＮＰＣだが、キリトたちは黒エルフの女性騎士“キズメル”を生き残らせることになぜか成功してしまう。ベータ時との違いに戸惑いながらも、ＮＰＣであるキズメルと交流を深める二人。一方、他プレイヤーたちによって、ついに第三層初の“攻略会議”も開催される。そしてその会議の場で、キリトとアスナは、ひとつの重大な選択を迫られる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
114
面白いとしか言えない。続きが読みたい。 3層ボスが今巻の中で一番哀れに感じた（笑）存在感なんて言葉すら忘れてしまうくらいの存在だった。 とにかく続きが読みたいのだが、だいぶ先になるみたいなので、とりあえず、本編1巻を再読しようと思う。他の積読本もあるけど今は再読したいっ！2014/01/26
謡遥
81
キズメルさんがこのままパーティ入りするとは思えませんでした最初から。それはともかく、NPCをかばうキリトさんはここから始まっているのでしょうか。あきらかですかそうですか。それにしても人間らしすぎますね彼女。まさかの一層しか攻略してない。あと、今後につながる因子としてこのクエストがこれから上の層でも出てきそうなのでやっと作者の方針が固まったのかなと一安心。いつ終わるかの心配なんてしてません。というか死ぬまでに書き終えてくれればいいなあ(遠い目 あまり人の名前を憶えてないので大変なことになる。2013/12/11
ひめありす＠灯れ松明の火
78
その後閃光の女騎士を、AIの幼女を、妹妖精を、孤高のスナイパーを、スミスをテイマーをロリ賢者を、引っ込み思案のタンク見習いを、フラクライトの少女を次々籠絡していくキリトの、始まりは黒エルフの剣士攻略から。死ぬはずの彼女が助かった日から、高い高いこの塔は、過ぎる崩壊へ向け軋みをあげ始めていたのかもしれない。最初で最後のトリオ。最初の大型クエスト。多分最後のハイタッチ。いつか君とも今日の様な別れが来るのだろう。だけど君は自らの可能性に目を瞑り芽を摘んだ。だから、一緒に居よう。俺が必要とされなくなるその日まで。2015/03/28
Yobata
77
デスゲームと化した浮遊城アインクラッドを第1層から描くプログレッシブ編第2弾。今回は第3層。本格的に人型mobが登場する真のSAOの始まりで、キリトとアスナは市街地に行くよりまず、エルフを助ける大型クエストに挑戦することに。しかしベータ時代とは違い、なんと助けた黒エルフのお姉さんが仲間に？彼女キズメルはさらにただのNPCではなく感情あるプレイヤーのような動きをする人物で…。また3層になりギルドが正式に組めることになりDKBとALSの覇権争いが激しくなるが、それを裏で操る謎の人物の存在が…。う〜んやっぱり→2013/12/10
まりも
68
後乗せサクサクな設定にはツッコミを入れてはいけないことで定評のあるプログレッシブ２冊目。アリシゼーションよりも展開は早いけどそれでも１冊まるまる使って１層攻略とかすべてが終わるのはいつになるのかなぁ。今回はファンタジーの定番キズメルさんが関わる長編クエストが登場したので暫くはこれ絡みで続けていくんでしょうね。本編よりもこっちの方がちゃんと話が進んでいる気がするのでアリシゼーション終わったらこれだけ進めてくれたらいいんじゃなかろうか。自分ダークエルフ好きなのでそっちの方が嬉しいです←2013/12/11
