出版社内容情報
予測不能な「AT(アフタートランプ)」の経済を、大前研一が読み解く!大前研一による、「ニュースで学べない」最新経済論。
トランプ政権誕生、イギリスEU離脱、そして欧州にくすぶる政治の火種……。
政治が経済危機を呼ぶ状況のなか、マネーはこれからどの国に向かうのか?
今でも世界を飛び回る大前氏が予測する「危機」の真相とは。
---------------------------
【目次】
はじめに 分断される世界。リスク要因は金融から政治へ
●序章 人とマネーはどこへ向かうのか
混乱要因に満ちた世界情勢を俯瞰する
人と資本はどこに集まっているのか?
世界のマネーは新興国からアメリカへ
●第1章 政治が経済危機を呼ぶ
分断される世界。リスク要因は金融から政治へ
国民はグローバリストであり、ナショナリストである
ポピュリズムはやがて混乱という代償を払う
ニュースで本質は学べない。自分の頭で考えよ
知性がなければ民主主義は崩壊する
●第2章 「Gゼロ」の世界経済はこれからどうなるのか?
先進国は依然、低成長。アジア・新興国は堅調
Gゼロがナショナリズムと経済の「矛盾」を生んだ
世界中に現れた独裁者とポピュリスト
●第3章 アメリカは「衰退」したのか?
アメリカは“Divided States of America”になった
ビジネスディール主体のトランプ氏の思考
「アメリカ経済は衰退した」はトランプ氏の勘違い
トランプ大統領を待つ4つのシナリオ
トランプショックから日本が受ける影響
大前研一が対米通商交渉役を頼まれたらどうするか?
トランプ氏への進言「アメリカ経済は既に強い」
●第4章 欧州に燻る経済危機の火種
離脱か、反離脱か。イギリスの分断
EU離脱で企業・資金が流出する
イギリスのEU離脱後、日本企業はどこへ行けばいいか
ドイツとイタリアの火種。リーマン級の危機は起こるか
欧米と新興国の地政学リスク
●第5章 世界最適化できない日本経済と企業経営
外交・内政とも多くの課題を抱える安倍政権
メディアが伝えないIR法スピード可決の謎
同一労働同一賃金は企業と地方を殺す
改善すれば経済メリットが大きい日露問題
トランプ後の世界で日本企業がとるべき経営モデルとは
「世界最適化モデル」から「個別市場立脚モデル」へ
●終章 日本はシリコンバレーに学び、ハイパーインフレに備えよ
シリコンバレーに学び、行動すべきこととは?
ハイパーインフレ時代のサバイバル術
大前 研一[オオマエ ケンイチ]
著・文・その他
内容説明
アメリカは本当に「衰退」したのか。「世界最適化モデル」が成立しない世界。「トランプ後」、日本企業に起こること。予測不能な日本・世界を斬る!大前流「ニュースで学べない」最新経済論。
目次
序章 人とマネーはどこへ向かうのか
第1章 政治が経済危機を呼ぶ
第2章 「Gゼロ」の世界経済はこれからどうなるのか?
第3章 アメリカは「衰退」したのか?
第4章 欧州に燻る経済危機の火種
第5章 世界最適化できない日本経済と企業
終章 シリコンバレーに学び、ハイパーインフレに備えよ
著者等紹介
大前研一[オオマエケンイチ]
株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長/ビジネス・ブレークスルー大学学長。1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年に経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、常務会メンバー、アジア太平洋地区会長を歴任し、1994年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。