お金の流れでわかる日米関係―元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ

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お金の流れでわかる日米関係―元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046020109
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

トランプ大統領就任で、アメリカと日本の関係はどう変わる?元国税調査官が「お金の流れから読み解く」シリーズ、待望の最新刊!

トランプ大統領就任で、アメリカと日本の関係はどう変わる?
そもそも、日米はどんな関係を経て、今に至っているのか。

複雑な「関係」を理解するには、「お金」という計量可能な視点から
考えると一番わかりやすい。
元国税調査官が、
「お金の流れ」から「日本とアメリカ」の本当の関係をあぶりだす。

第1章「日米貿易摩擦」は終わらない
    ――トランプ大統領は何に苛立っているのか?
第2章「アメリカ経済隆盛史」と日本の台頭
    ――貿易赤字大国アメリカの履歴書
第3章「資源と領土」における利益対立
    ――貿易戦争は幕末から始まっていた
第4章「戦後からの産業競争」の行方
    ――アメリカを突き落した日本
第5章 仁義なき日米「自動車」戦争
    ――勝ちには理由があり、負けにも理由がある
第6章「“内政干渉”会議」の舞台裏
    ――アメリカのごり押し「日米構造協議」とは
第7章「仕組まれたマネーゲーム」は続く
    ――ゲーム巧者・アメリカとの攻防
第8章 米軍の「経済的な意味」
    ――在日米軍が撤退すれば世界経済が崩壊する!
第9章 日米、そして「メキシコの壁」
    ――TPP離脱と不法移民問題の共通点
第10章「貿易黒字」への大きな誤解
    ――日米関係の行く末にあるもの

大村 大次郎[オオムラ オオジロウ]
著・文・その他

内容説明

戦争に負けて、経済で勝った日本―「両国の本音を“勘定”してみよう」政治、領土、防衛、歴史―すべて「お金の出入り」でわかる。

目次

第1章 「日米貿易摩擦」は終わらない―トランプ大統領は何にイライラしているのか?
第2章 「アメリカ経済隆盛史」と日本の台頭―貿易赤字大国アメリカの履歴書
第3章 「資源と領土」における利益対立―貿易戦争は幕末から始まっていた
第4章 「戦後からの産業競争」の行方―アメリカを突き落とした日本
第5章 仁義なき日米「自動車」戦争―勝ちには理由があり、負けにも理由がある
第6章 「“内政干渉”会議」の舞台裏―アメリカのごり押し「日米構造協議」とは
第7章 「仕組まれたマネーゲーム」は続く―ゲーム巧者・アメリカとの攻防
第8章 米軍の「経済的な意味」―在日米軍が撤退すれば世界経済が崩壊する!
第9章 日米、そして「メキシコの壁」―TPP離脱と不法移民問題の共通点
第10章 「貿易黒字」への大きな誤解―日米関係の行く末にあるもの

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、『マルサ!!』(フジテレビ)や『ナサケの女』(テレビ朝日)の監修等で活躍している。ベストセラーとなった『あらゆる領収書は経費で落とせる』をはじめ、税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史を研究し、別のペンネームでこれまでに30冊を超える著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

34
日米は共に株価こそ上がっているが景気は良くない。富裕層を保護しても彼らは投資や貯蓄にお金を回し、タックスヘイブンで税金を誤魔化す。ならば中間層以下の賃金を上げて消費を増やすしかない。300兆円といわれる企業の内部留保金をどうにかしないと。あと高度経済成長期みたいな輸出増加による活性化はもう無理。なぜなら最大のお得意様であるアメリカの経済が危ういから。彼らが破綻すれば国債を最も購入し、更に資源輸入国でもある日本こそ無事では済まない。輸入と輸出のバランス。そして今更だけどバブル期の政府の無駄遣いが悔やまれる。2017/08/01

シュラフ

29
著者の指摘に3つの驚き。ひとつ「米経済は株価や失業率の数値はいいが、経済全体は悪い」ということ。ふたつ「日本は90年代から2000年代にかけて少子高齢化対策を実行する機会があったが、630兆円分の公共事業を無駄に使ったのは自民党の責任」ということ。そして最後に「過度な貿易黒字は悪である」ということ。われわれ凡人は新聞を読んでは一喜一憂するが、やはり通史を理解して大局的に物事を見なければ正しい判断はできないものだと、つくづく思った。トランプが吠えて理不尽を要求しているわけではなく、一理はあるということ。 2017/07/03

わたお

15
幕末から現代までの日米の関係を経済の視点から書かれている。また、今の借金まみれのアメリカがなぜ破綻しないのか、貿易黒字が多過ぎてもよくないよ。ということが、分かりやすく書かれています。2018/04/11

こも 零細企業営業

11
コレは非常にわかりやすい。 幕末から現在のトランプ大統領就任に至るまで、日米の経済の動向を整然と書かれている。今の不景気の原因の一因は間違いなく国内消費の低迷。それを引き起こしたのがアメリカの内政干渉と、それを利用した高い地位に踏ん反り返ってる利権者集団とか泣けてきた。 株価は上がって、失業率も下がっているが不景気ってアメリカもそうだったんだね・・・2019/08/13

りょうみや

9
著者の「お金の流れ」シリーズは全部読んでてこれで5冊目。他の本と重複している内容も多いのだが、復習にもなるし、なにより著者の歴史本は分かりやすく楽しめる。経済と歴史の結びつきがクリアになる。2017/07/13

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