「最速で考える力」を東大の現代文で手に入れる

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「最速で考える力」を東大の現代文で手に入れる

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046019332
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

9つの最強トレーニングで東大生の最速思考を手に入れろ!!資料がスラスラ読める⇒上司の質問に即答⇒「やるな!」と評価アップ
読むだけで仕事のインプット&アウトプットが驚くほどラクになる!

――“内容”ではなく“言葉の〈サイン〉”を優先せよ
――できる人のアウトプットは“つねに短い”
9つの最強トレーニングで東大生の最速思考を手に入れろ!!

こんなフレーズが出てきたら要注意!
「このように」「たとえば」「つまり」「ではなく」「とは」
〈サイン〉をつかめば、簡単に分かる! すぐ伝わる!

シリーズ累計35万部『東大のディープな日本史』の著者が初公開! 現代社会で必要な、短い制限時間内で物事を処理し、問題解決するための「最速で考える力」。その「最速で考える力」が手に入るのが東大の現代文です。本書は東大現代文の実際の入試問題をトレーニング材料にした、一流の思考法を養うための最強の1冊です。

●はじめに
●第1部 「最速」のインプット力を鍛える(資料・メール・会話の要点をつかむ)
【プレ・トレーニング】言葉の〈サイン〉を見極めて「最速思考」を手に入れる
文章の〈濃淡〉が見えると大事な部分がすぐに分かる/言葉の〈サイン〉をとらえると、相手の「主張」が瞬時に頭に入る/「最速」で考えられる人は、内容より言葉の〈サイン〉を優先する/限られた時間で要点を押さえるトレーニングを
【トレーニング1】資料を「最速」で読めるようになる「指示語」のサイン
重要なのは〈幅の広い指示語〉/〈幅の広い指示語〉が出てくる箇所とは?
【トレーニング2】相手の話に具体例が出てきたら要注意!
文章は〈具体〉と〈抽象〉のくり返し/「主張」は〈抽象〉にあり!/「たとえば」が出てきたら探すものは?
【トレーニング3】物事の“結論”を素早く読み取る方法
「AつまりB」は単純に〈A=B〉ではない!/「主張」はあくまでも〈抽象〉
【トレーニング4】否定されているものが分かれば、「主張」が何かよく分かる
日本語の〈リズム〉に敏感になると、文章がスッと頭に入る/「ではない」にはバリエーションがある
【トレーニング5】「定義」のサインに気づくと重要なことがすぐ分かる!
定義される言葉は絶対重要/定義するのは共有される言葉
●第2部 「最速」のアウトプット力を鍛える(プレゼン・相手への説明で的確に伝える!)
【プレ・トレーニング】アウトプット力とは「要点を簡潔に伝える力」だ!
何を求められているのか考える/「どういうことか」の説明には4種類ある/限られた時間内でいかに問題解決するか/「無駄な部分を削ぎ落とす」方法/東大現代文が求めることは、社会人が普段求められることと同じ
【トレーニング6】具体例を「一般化」するのが、簡潔にまとめるコツ
〈抽象〉化・一般化をすれば、他の問題解決のスピードもアップ
【トレーニング7】「なぜそうなの?」と言われない伝え方
答えは問いの中にある!/「理路整然」を心がけると、「最速」で相手に伝わる
【トレーニング8】無駄なアウトプットをなくせば、「要点」はすぐに伝わる
できる人のアウトプットは「つねに短い」!/思い切って言い換えることがアウトプットを効率化する
【トレーニング9】「逆説」を使いこなせると「最速で考える力」の質が高まる
最も重要な「術語」=〈逆説〉を使いこなす/〈逆説〉の理解が問われるのはなぜ?/〈逆説〉からしか新しいものは生まれない
●おわりに

相澤 理[アイザワ オサム]
著・文・その他

内容説明

“内容”ではなく“言葉のサイン”を優先せよ。できる人のアウトプットは“つねに短い”。―9つの最強トレーニングで東大生の最速思考を手に入れろ!!読むだけで仕事のインプット&アウトプットが驚くほどラクになる!

目次

第1部 「最速」のインプット力を鍛える―資料・メール・会話の要点をつかむ(言葉の“サイン”を見極めて「最速思考」を手に入れる;資料を「最速」で読めるようになる「指示語」のサイン;相手の話に具体例が出てきたら要注意!;物事の“結論”を素早く読み取る方法;否定されているものが分かれば、「主張」が何かよく分かる;「定義」のサインに気づくと重要なことがすぐ分かる!)
第2部 「最速」のアウトプット力を鍛える―プレゼン・相手への説明で的確に伝える!(アウトプット力とは「要点を簡潔に伝える力」だ!;具体例を「一般化」するのが、簡潔にまとめるコツ;「なぜそうなの?」と言われない伝え方;無駄なアウトプットをなくせば、「要点」はすぐに伝わる;「逆説」を使いこなせると「最速で考える力」の質が高まる)

著者等紹介

相澤理[アイザワオサム]
1973年生まれ。東京大学文学部卒業。長年にわたり、東進ハイスクール国語科教材スタッフとして、東大からセンター試験まであらゆるレベルの模試の作成・監修にあたる。現在は、RGBサリヴァン講師・ジェニュウィン講師として首都圏の高校で指導にあたる一方、学習ポータルサイト「学びエイド」にて、無料で動画配信を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

18
後書きにおける「赤ちゃんの鏡と言葉の相関」のエピソードが印象深い。①およそ1歳半で赤ん坊は鏡に映った自分の姿を認識する ②同じく1歳半で言葉らしきものを発し始める ③指をさしてモノをさし示す ①②③がほぼ同時期に開始されるというのだ。その理由は以下の通り。平均的に1歳半で赤ちゃんはお母さんと自分が別個の存在だということに気付き、自分は固有のものだと知る。自ずから「鏡に映った自分」というものを理解する。そして言葉によって世界をグループ分けし始めるのだ。他者の存在を知り、自他を区分するために言葉を使い始める。2017/08/16

hk

16
思考の源泉は言語にある。とりわけより迅速にそれでいて正確に言語を処理するためには、文中の要所にさりげなく盛り込まれた「サイン」を見落とさないことが肝心だ。「つまり~」とくればようやく著者の主張のお出ましだと身構え、「これらのことから~」と広い範囲の指示語がくれば纏めの文章がくるぞと山を張る。といった具合に「文章の方向指示器」に目が行くようになればしめたもの。文章の濃淡つまりは幹の部分と枝葉末節の部分を峻別するのはお手の物となる(はず)。そういったコツを東大現代文の受験問題を例に手ほどきしている。2017/08/03

seki

15
学生の頃の現代文へのコンプレックスから未だにこの手の本に手を出してしまう。他の大学の国語の問題をよく知らないが、東大の現代文はシンプルながら良問。タイトルに最速で考える力を手に入れるとあるが、ところどころにある文の展開を確認し、丁寧に読んでいくことが大事で、それが文章を読み解く基本。逆に言えば、特別なテクニックなどない。それと、本書に登場する哲学的な文章を理解するには子どもの頃から勉学だけでない、色々な体験も必要と感じた。2021/07/23

アルカリオン

13
微妙なクォリティ。一応、108分かけてまじめに読んだので、問題外ということはないのだが▼「この項の学習内容をビジネスシーンで意識すると、○○という風に活用できる」という薄っぺらい一文がちょいちょい出てくるのには辟易した。出版社の方針なのかもしれないが、予備校講師が安易に「ビジネス」を語らないほうが良い▼私は受験生時代には駿台模試の記述式現代文で全国3位になったこともあり、現代文については一家言あるが解答例がイマイチ。誤りとは言わないが。出口汪氏ならばかなり異なる解答例を示すのではないか。2021/08/16

チャー

9
多くの試験問題を引き合いに出し、その狙いや解法を詳しく解説しながら問題解決のヒントについて記した本。文章を読み内容を素早く理解する方法について、東大で問われた問題を詳しく解説し、問題の要点がビジネスに繋がる点を指摘している。単語、接続語、指示語や表現方法について、それらが持つ意味と文脈の中での使われ方を正確に把握することで、内容を素早く理解することができる。本書では着目すべき点を個々に問題形式で綴られている。ビジネスシーンで求められる要点を速やかにつかむためには言葉の正しい理解が欠かせないと改めて感じた。2021/01/26

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