この自伝・評伝がすごい！

成毛 眞【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 200p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046019257
• NDC分類 280.31
• Cコード C0030

出版社内容情報

今、最強の偉人伝はこれだ！AI時代のいまこそ、偉人たちの人間力を読み直してみよう。
書評サイトHONZ代表・成毛眞による待望の書き下ろし最新書評集。

◎未来を創る男を呼ばれるイーロン・マスクはSFを現実化しているのか。
◎アインシュタインを超える天才と言われる「インドの魔術師」ラマヌジャンとは何者か。
◎勝海舟から「おれは今までに天下で恐ろしいものを二人見た」と勝海舟に並び称せられた横井小楠。
◎顔で戦えない9割の人びとが、イケメンに勝つ方法。岡崎慎二のネガティブ力。

偉人たちの自伝・評伝を、当代一流のキュレーターが選び抜く!
教養を身につけるためにも、日々の実戦にも役に立てるためにも選び抜かれた17人。

‾すごいビジネスマン‾
●SF力 イーロン・マスク
●無謀力 小倉昌男
●革新力 安藤百福
●本気力 土光敏夫
●怜悧力 ビル・ゲイツ

‾すごい学者‾
●宇宙力 ラマヌジャン
●金策力 山中伸弥
●喧嘩力 中村修二

‾すごいアーティスト・スポーツマン‾
●ネガティブ力 岡崎慎司
●関西力 桂米朝
●人望力 十八代目・中村勘三郎
●絶望力 タモリ

‾すごい政治家‾
●人脈力 田中角栄
●抵抗力 小泉純一郎
●幸運力 安部晋三
●貴族力 ウィンストン・チャーチル
●平和力 リチャード・ニクソン

‾すごい歴史上の人物‾
●先見力 保科正之
●インパクト力 徳川綱吉
●ビジョン力 横井小楠

?すごいビジネスマン?
●ＳＦ力　イーロン・マスク 　　　　
●無謀力　　小倉昌男 　
●革新力　　安藤百福　　
●本気力　　土光敏夫　　　　　　
●怜悧力　　ビル・ゲイツ　

?すごい学者?
●宇宙力　　ラマヌジャン　　　　　
●金策力　　山中伸弥　　　　　　　
●喧嘩力　　中村修二
　
?すごいアーティスト・スポーツマン?
●ネガティブ力　　岡崎慎司　　　　　
●関西力　　桂米朝　　　　　　　　
●人望力　　十八代目・中村勘三郎　　
●絶望力　　タモリ　

?すごい政治家?　
●人脈力　　田中角栄　　　　　　
●抵抗力　　小泉純一郎　　　　
●幸運力　　安部晋三　　　　　　　
●貴族力　　ウィンストン・チャーチル
●平和力　　リチャード・ニクソン　


?すごい歴史上の人物?
●先見力　　　保科正之　　　
●インパクト力　　徳川綱吉　　　
●ビジョン力　　横井小楠　　　　　　

成毛　眞［ナルケ　マコト］
1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、86年日本マイクロソフト株式会社設立と同時に参画。91年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社の株式会社インスパイアを設立。10年、おすすめ本を紹介する書評サイト「ＨＯＮＺ」を開設、代表を務める。早稲田大学ビジネススクール客員教授。

内容説明

世の中を動かしている２０人の偉人たちの生き様を知るための２０冊！

目次

すごいビジネスマン（ＳＦ力―イーロン・マスク（空想、夢想、妄想が市場を作る想像を創造に変える方法）
無謀力―小倉昌男（宅配便と宅急便の違いを知っていますか？唯一無二の配送サービス）
革新力―安藤百福（人類の食を支えるインスタントラーメン、一日１０８０億キロカロリーの凄み）
本気力―土光敏夫（『会社が終わってから、勉強せよ』。働き方改革、答えはここにある）
怜悧力―ビル・ゲイツ（富士山を動かすのにどれだけ時間がかかるか、日本人のキミなら分かるだろう））
すごい学者（宇宙力―ラマヌジャン（人類史上最高の頭脳を持つインドの数学者）
金策力―山中伸弥（研究より予算獲得、学問に収益性を持ちこんだビジネスマン）
喧嘩力―中村修二（『研究のためには、喧嘩も辞さず』ではなく『喧嘩のためには、研究も辞さず』））
すごいスポーツマン・アーティスト（ネガティブ力―岡崎慎司（顔で戦えない９０％の人々が、イケメンに勝つ方法）
関西力―桂米朝（『関西の人って、面白いよね』は、この人のおかげです）
人望力―十八代目・中村勘三郎（誰もが好きになってしまう戦後最高の歌舞伎役者）
絶望力―タモリ（四カ国語麻雀からブラタモリまで、悲しみをまといながら笑いを提供する孤高の人））
すごい政治家（人脈力―田中角栄（『俺』の一人称でしか描けない、男が惚れる胆力）
抵抗力―小泉純一郎（博徒から政界へ、一家四代のＤＮＡに流れる抵抗する力）
幸運力―安倍晋三（『運も実力のうち』、今回はお腹が痛くなりません）
貴族力―ウィンストン・チャーチル（庶民感覚ゼロが生んだノーベル文学賞）
平和力―リチャード・ニクソン（トランプ出現で、再評価が高まる“アメリカ史上、最もまともだった大統領”）
すごい歴史上の人物（先見力―保科正之（江戸幕府２６０年の安寧をもたらした“バックス・トクガワーナ”の立役者）
インパクト力―徳川綱吉（“人の命は軽くないよね”の概念を世に広めたヒューマニスト）
ビジョン力―横井小楠（維新三傑に策を授けたスーパー官僚））

著者等紹介

成毛眞［ナルケマコト］
書評サイトＨＯＮＺ代表。１９５５年、札幌生まれ。中央大学商学部卒。１９８６年、マイクロソフト株式会社に入社。１９９１年、同社社長に就任。２０００年に退社後、投資コンサルティング会社「株式会社インスパイア」を設立。２０１１年書評サイトＨＯＮＺを開設。スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授なども務める。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

歴史上のあらゆる人物の評伝を評価したもの。山中教授の金策、安倍総理の運と評価してたのが面白い。そしてこの本を読むとまた読みたい自伝評伝が増えました。

2018/01/06

[マエダ]

最近本出すペース早いな、楽しみが増えていいことであるが。偉人のチョイスと着眼点が面白い。

2017/05/24

[harass]

内容を見ずに借りる。軽い本としてと著者を信頼してだった。軽く読み流す。自伝評伝のブックガイドかと思っていたが定番の人物は取り上げてない。初めて聞く名の人はほとんどいない。各界20名にそれぞれ一冊づつでタモリや桂米朝も。癖のある著者らしい部分も感じる。特に安倍晋三の本については礼賛本の読み方を語っている。著者の意見すべてに同意はしないが読書家として肯けるところがいろいろあった。読みたい本もいくつか見つけたので良しとする。

2018/02/15

[アコ]

おもしろい！カタカナ専門用語や難解な言い回しを使わないテンポのよさ、程よいバッサリ斬りが好み。「伝えたいのは『この人物について見逃されている事実、またその事実が持つ価値について』なので偉人伝はひとつもない」と言い切るのもよい。わたしってば政治や日本史疎すぎ！と呆れつつも、今後少しずつ知ればいいかー…というか、全分野に詳しくなる必要なんてなく、そんな頭脳もない。しかし“いまなにを知らなくて、そのなかでなにを知りたいのか”ということを確認するにはこうした本がぴったり！いま読めて本当によかった。

2017/06/18

[山田太郎]

ラマヌジャンすごいな。数学者が一番頭良いというのは納得するな、結構得意だったけど微分積分でわかんなくなった、数学科いきたかったけど今考えると経済学部でよかったなと思った、簡単に卒業できたし。でもろくなところに就職してないけど。

2020/08/11