勝ち続ける「仕組み」をつくる 獺祭の口ぐせ

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勝ち続ける「仕組み」をつくる 獺祭の口ぐせ

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046018441
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「常識を変えろ!」世界で売れる日本酒「獺祭」をつくった経営者の思考法日本酒業界はこの40年間で売上が3分の1に大激減した。しかし、その苦境の中、逆に売上を40倍にした驚くべき蔵元があった――。
それが山口県の山奥にある酒蔵・旭酒造。そして、旭酒造が手掛けるのが「獺祭」だ。いまや誰もが知る銘柄で、安倍総理がオバマ大統領へのプレゼントにしたことなどで大人気となっている。また、全国でも珍しい「大吟醸」しか生産しない蔵元として注目を浴びている。この礎をつくったのが三代目社長・桜井博志。
杜氏がいなくなる。県内で米が入らない。商品の名前「獺祭」が読めない。そもそも日本酒は売れない・・・。この「金なし、人なし、市場なし」の状況で桜井氏はなぜ現在の破竹の勢いを作り出せたのか?そこには「新しいものづくり」を目指した逆転の仕事哲学があった。
「経験と勘は言い逃れ」「業界がマイナスだったことがプラスに働く」「一生懸命は意味がない」「日和見生産が大事」「地元愛では経営してはいけない」「伝統よりお客様の評価が優先」「日本人だからこそ変わることができる」等々――日本酒市場だけでなく、現在の不況にあえぐサラリーマン、経営者にも響く。桜井氏の言葉から、お客様、市場、商品、社員、資金、といったビジネスに欠かせないテーマについて学べる1冊。

PART1 獺祭をつくった口ぐせ
PART2 戦う経営者の口ぐせ
PART3 お客様から支持される口ぐせ
PART4 世界で戦うための口ぐせ
PART5 会社と社員を成長させる口ぐせ

桜井 博志[サクライ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

ヒットメーカーは「見えないところ」で何をしているのか?潰れかけた酒蔵から「売上日本一」を実現したV字回復の法則。

目次

1 獺祭を造った口ぐせ(「経営と勘」は言い逃れ;「伝統」にあぐらをかくな ほか)
2 戦う経営者の口ぐせ(業界のマイナスの中にチャンスがある;「当たり前」を捨てる勇気をもて ほか)
3 お客様から支持されるための口ぐせ(「酔うため、売るため」の酒を捨てる;ブランドは「つくる」のではなく、「守る」 ほか)
4 世界で戦うための口ぐせ(マーケットのど真ん中を攻めろ;ライバルは「とりあえずビール」 ほか)
5 会社と社員を成長させる口ぐせ(「ピンチ」が人を成長させる;日本人だからこそ変わることができる ほか)

著者等紹介

桜井博志[サクライヒロシ]
旭酒造会長。1950年、山口県周東町(現岩国市)生まれ。松山商科大学(現松山大学)卒業後、西宮酒造(現日本盛)での修業を経て、76年に旭酒造に入社するも、酒造りの方向性や経営をめぐって父と対立して退社。一時、石材卸業会社を設立し、年商2億円まで成長させたが、父の急逝を受けて84年に家業に戻る。研究を重ねて純米大吟醸「獺祭」を開発、業界でも珍しい四季醸造や12階建ての本蔵ビル建設など、「うまい酒」造りの仕組み化を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

55
日本酒党としては外せない一冊?!辿り着いた道と確立した名声。過程の苦難がもれなく糧。追い詰められたことによる伝承や習慣の変化が、結果として”視界”を広げる。根底には、不変の哲学である”お客様の幸せ”。昨今不祥事企業で散見される”数字追求”を否定する姿勢も、著者の哲学と整合性。一方、読み取れなかったのが、父との確執から復社に至る経緯。獺祭命名も”閃き”だけじゃないでしょ~。因みに(若い頃とは異なり)「とりあえずビール!」とは私は言いません。最初から最後まで日本酒です。(笑)2017/05/29

ケー

19
桜井社長が画期的なのは「伝統」も「データ」も軽んじず、どちらも是々非々で組み合わせて獺祭のブランド価値を高めているということ。特に驚いたのは徹底的なPDCAサイクルの回転。成功は沢山の失敗からしか生まれないんだなと再認識。しかしやり手だなぁ‥‥凄い。2017/10/13

ココアにんにく

7
ふと図書館で目に留まった本。最近、獺祭を飲む機会が数度あったので手に取りました。興味深い話の連続で、堅苦しさもなく一気読み。破綻寸前だった旭酒造、杜氏なし、四季醸造、オートメーション化(洗米は手洗い、仕込み用タンクは小サイズ)、データ化、精米歩合23%、山田錦の調達の苦労、販路の選定、品評会など業界の話など日本酒を取り巻く状況にも興味が沸いてきます。7年前に出版された本書。調べると紹介されていた獺祭ストア銀座は2024年1月で閉店しましたが、2023年9月NY州に獺祭の酒蔵をオープン。攻めてますね2024/03/06

kenitirokikuti

5
酒はあんまし飲まないのだが、この「獺祭」という酒名には見覚えがあった。メディアで取り上げられていることもあるが、うちの近所にも扱っている個人商店があるからだ。山口県の酒ってことで、なんか胡散臭げなイメージを持っていた▲日本酒としては、純米大吟醸酒。実質的にコメの山田錦を用いるものをいうらしい。もともと岩国市で四番手の酒造だったが、いろいろあって杜氏を使わず社員で純米大吟醸を作り始めたそうな。山田錦は兵庫でしか作っていなかったが、いまは新潟でも作っている(温暖化の影響もあるらしい)。2017/11/18

ながつき ゆう

2
世間では旨い酒の一つとして認知されている獺祭だが、その製造工程は杜氏による経験頼りの酒造りを廃し、徹底したデータ管理により四季を通じて安定した品質を生み出す異質のものであった。なぜIoTのスマートファクトリーアワードに酒造会社が選ばれたのか、その理由はこれを読めば明らかである。伝統産業にもメスの入れどころはあるし、それを以て革新を起こすことができると元気づけられた。2018/05/08

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