中経の文庫<br> ドラッカーと会計の話をしよう

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中経の文庫
ドラッカーと会計の話をしよう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046016508
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C0134

出版社内容情報

新ビジネス小説! ドラッカー会計で潰れかけたレストランを立て直す物語知識ゼロから楽しめるビジネス小説! 飛行機で偶然、隣り合わせたレストラン経営と初老の男。潰れかけた店の復活を賭け、成田→ロス間の「一夜限りの授業」が始まる――。

林 總[ハヤシ アツム]
公認会計士、税理士、明治大学大学院特任教授(管理会計)。
外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。
現在、経営コンサルティング、会計システムの設計・導入指導、講演活動を行っている。
ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(ダイヤモンド社)、『ドラッカーと会計の話をしよう』(中経出版)ほか著書多数。

内容説明

経営がうまくいかないイタリアンレストランオーナー町田は、ロスへのフライトで偶然隣に居合わせた西園寺から、一夜限りの「ドラッカー会計の授業」を受けることに―。「利益は存在しない」とは、はたしてどういう意味なのか?潰れかけた病院を「ドラッカーと知的生産性」の授業で立て直す「病院はなぜ儲からないのか」も同時収録。

目次

1 利益は幻想である(営利組織編)(ファーストクラス―レストラン経営者と謎の紳士;ディナータイム―利益が会社を潰す;あかりの消えた機内―「松」「竹」「梅」はどれがお得か?;真夜中の決断―コストカットは未来を奪う;再起の朝―客はオーケストラの何にお金を払うのか?;2年後―経営の神髄)
2 病院はなぜ儲からないのか(非営利組織編)(ニセ看護師と金満病院経営者;500万円の金婚旅行―「使命」のためなら赤字でもかまわないのか;大介の決断―黒字でなければ生き残れない;西園寺のレクチャー―なぜ病院は入院患者を追い出そうとするのか;再建のカギ―病院は燃費の悪いアメ車なのか;最後の問題―知識労働者と肉体労働者;新生・佐原病院―知識労働者の生産性イノベーション;馬淵美子の手紙)

著者等紹介

林總[ハヤシアツム]
公認会計士、明治大学専門職大学院会計専門職研究科特任教授。国内外の企業約200社に対して管理会計システム・ERPシステムの導入、ビジネスコンサルティングをおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takam

9
小説形式でドラッカーの経営論と会計を紐づけて説明してくれる。2部に分かれており、前者は会計についての話、後者はナレッジワーカーのマネジメントについて説明する。会計について話で、銀行や投資家はある短期のパフォーマンスしか評価しないせいで、正しく企業を評価できないという指摘をしている。キャッシュフローこそが重要なのだという指摘は素人の私からしたら驚きだった。ドラッカーの書籍はいくつか読んでいるが取りこぼしが多い。こういった本で要点を拾うことは有意義だと思う。2020/02/24

うえの

9
仕事で財務三表の勉強真っ只中なので、関係があり非常に面白かった。経営者になってみたい‼️!2017/10/10

Salsaru

9
いまさら、ドラッカーを少し入れようとおもった。ストーリー仕立てなので、30分で読める。「知識労働者は、組織にとってコストではなく資本財である」2016/11/26

SEの読本

7
ドラッカー関連本は興味があったがちゃんと読んだのは初めて。数々の格言がストーリー仕立てでとても読みやすい。ドラッカーを読んだことがある方は物足りないかもしれませんが自分は楽しめました。次はもしドラかな。2016/07/13

所沢

6
利益と儲けは別。儲けは稼いだ現金でキャッシュフロー。企業は価値を創り出すことで利益を生み出し、新たな価値が新たなキャッシュフローを生み出す。削減すべきは、90%のコストを生じさせる活動である。将来は誰にもわからないが、切り開く事はできる。お金を稼ぐことが人生の目的ではなく、前提であるという言葉が印象に残った。2017/04/27

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