新人物文庫<br> 広岡浅子―新時代を拓いた夢と情熱

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新人物文庫
広岡浅子―新時代を拓いた夢と情熱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046014160
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

大富豪三井家の出身にして、嫁ぎ先の大阪の豪商・加島屋の経営をリード、銀行・炭鉱・生命保険会社など様々な分野で成功をおさめて近代日本の経済を牽引した豪快な女性実業家・広岡浅子の肝っ玉一代記!

内容説明

嘉永2年(1849)、商家の名門・三井家の娘として京都に生を享けた広岡浅子。幼少のころより非凡な才能を見せた浅子は、17歳で大坂の豪商・加島屋の広岡信五郎に嫁ぐ。江戸から明治へと変わる激動の時代に、のんびりとした好人物である夫の支えを得て、加島屋の危機を切り抜け、炭鉱経営・銀行設立・生命保険会社の創業など新しいビジネスに果敢に乗り出した。男性中心の当時にあって目覚ましい活躍を遂げた異色の女性実業家であり、新時代に活発に輝く女性たちを育成するべく女子大学の創立にも関わった「一代の女傑」である。朝の連続テレビドラマの主人公としても大注目の広岡浅子。その波乱万丈の生涯を追う!

目次

第1章 幕末の京都で生まれ育った三井の娘(「妾の子」という境遇に、幼い浅子はなにを思ったか?;豪商・三井家の礎は女性によって築かれた ほか)
第2章 新時代の到来、浅子ついに起つ(婚家の金蔵に高々と積まれていた不良債権の山;実家・三井家の果敢な行動を横目に、浅子は気を揉むが… ほか)
第3章 起業家たちの時代、新規事業を開拓せよ!(両替商は前時代の遺物、加島屋の業務改革は待ったなし!;激動の世、次々に現れた型破りな商人たち ほか)
第4章 銀行の設立と女子大学の創設(加島銀行設立、広岡家一族の長年の夢が叶う;九度転んで十度起き、不屈の女の生き様 ほか)
第5章 つねに使命に尽くした人生(達成感か、失望か。実業家引退を決断した浅子;死の淵からよみがえり、自分の使命を知る ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

21
商才や環境に恵まれた女傑のビックリポンな生涯。2016/03/23

beckio0402

5
激動の時代、己の信念を貫いた主人公。女性の地位が高くなかった時代と思いきや、実力のある人が活躍できる社会だったのかな。ただ、ここまで活躍していたのは、周りの理解、サポートも大きかったのだろう。2016/01/31

星辺気楽

3
昔の方が意外にも実力主義だったような気がした。2015/11/21

天笑院たか姫

3
ドラマと所々違うが、人に頼りにされるばかりで、甘えることが出来なかったという言葉が印象に残った。夫の信五郎が鷹揚な人で、浅子の思うがままやらせてくれた結果、広岡財閥を創れたのだと思う。2015/10/23

shosho

2
激動の時代に実業家や女子大創立で活躍した生涯をざっと知るには良い。もっと詳しくも読んでみたい。2015/11/21

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