出版社内容情報
挫折しても、大丈夫。つきまとう不安が自分を強くしてくれます。
つきまとう不安が私を強くしてくれました。
自信満々だったら、成長できなかった。
柚希礼音
29歳という若さでトップスターに。
足かけ7年を走り続けたトップ・オブ・トップ。
武道館の単独公演は、宝塚劇団史上2人目。
退団公演の千秋楽の様子を、さいたまアリーナーや全国東宝系映画45館、台湾でライブ中継。
そして、サヨナラパレードには史上最高の1万2000人ものファンが集まりました。
100年にもおよぶ宝塚の歴史に、強烈な光を残したレジェンド。
トップを守ってきた精神力はいったいどこかくるのか。
才能はもちろんのことだが、自身の人間的な魅力にその秘密が隠されているのではないでしょうか。トップとは、周りが支えているような見方もできます。しかし実は、後輩たちを引っ張っていくリーダー的な存在でなければ、トップであり続けられないことは確かです。
そして、2015年5月10日。
実は、次の扉を開いた日でもあったのです。
17歳でバレエ留学をあきらめてからの約18年間。
宝塚という大舞台で自分自身を磨き上げ、頂点をつかんできたからこそ、新たな夢の扉を開くことができたのです。
本書では、トップとして、後輩たちに何を伝え、何を教え、何を残してきたのか。苦悩や重圧をどのように払いのけ、舞台に取り組んでいたのか。そして、宝塚での日々を経て辿り着いた更なる挑戦へ向かっていく姿を織り交ぜながら、著者の「考え方」「心の整え方」「コミュニケーションする力」「生き方」をエッセイにしました。
宝塚ファンだけでなく、女性リーダー、女性を率いる管理職、そして、夢をあきらめた人たちにも勇気と希望を与える1冊です。
序 章 一度、夢をあきらめました
第1章 自分を知るために、私が経験してきたこと
第2章 役づくりをするために、私が学んできたこと
第3章 チームを輝かせるために、私が心がけてきたこと
第4章 心を整えるために、私が意識してきたこと、
第5章 夢をかなえるために、私が大切にしてきたこと
内容説明
挫折しても、大丈夫。つきまとう不安が自分を強くする。規律、礼儀、上下関係…80人のチームを引っ張るリーダーの力とは?元宝塚トップスター初のエッセイ。
目次
Prologue 一度、夢をあきらめました
1 自分を知るために、私が経験してきたこと
2 役づくりをするために、私が学んできたこと
3 チームを輝かせるために、私が心がけてきたこと
4 心を整えるために、私が意識してきたこと
5 夢をつかむために、私が大切にしてきたこと
著者等紹介
柚希礼音[ユズキレオン]
大阪府出身。1997年宝塚音楽学校入学、優秀な成績で卒業。1999年宝塚歌劇団に入団後、2001年『ベルサイユのばら 2001』新人公演でアンドレ役に抜擢。2008年第30回松尾芸能賞新人賞を受賞。2009年入団11年目の早さで星組トップスターに就任。2010年第65回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞を受賞。2012年第37回菊田一夫演劇賞を受賞。2015年5月宝塚歌劇団を卒業。現在、アミューズに所属し、ワールドプレミアミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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