新人物文庫
カメラが撮らえた幕末三〇〇藩 藩主とお姫様

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046011855
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0121

出版社内容情報

北は青森県の弘前藩から南は鹿児島県の薩摩藩まで、日本各地の最後の大名と姫君たちの稀少な古写真を大量に掲載。またそれぞれの人物の生涯を詳細に解説し、テキストとビジュアルの両面からその生涯に迫る。

内容説明

北は北海道を開拓した伊達家から、南は維新の原動力となった薩摩の島津家まで、日本各地の最後の藩主と姫君たちのエピソードを稀少な古写真とともに紹介。またそれぞれの人物の生涯を詳細に解説し、テキストとビジュアルの両面からその生き様に迫る。

目次

1章 徳川家・松平家―姫君たちの幕末維新(大奥に送り込まれた島津の姫君―十三代将軍:徳川家定 御台所:篤姫;落魄の将軍に尽くした女たち―十五代将軍:徳川慶喜 義祖母:直子/御台所:美賀子;天下に示した「徳川の妻」の気概―御三家紀伊徳川家:徳川茂承 正室:則子;銃弾に身をさらした宮家の姫君―御三家水戸徳川家:徳川斉昭 正室:吉子;篭城戦に立ち向かわせた容保への淡き恋心―御家門会津松平家:松平容保 義姉:照姫;英主の愛を独占した“あばた”の姫君―後家門越前松平家:松平春嶽 正室:勇姫)
2章 大名家―激動の時代を生き抜いた藩主と姫君たち(婚姻に賭けられた南部家再興の夢―陸奥国盛岡藩:南部利剛 息女:郁子;早世の夫と婚家に捧げた長い半生―羽後国秋田藩:佐竹義睦 正室:悦子;不毛の大地に挑んだ仙台藩最後のお姫様―陸奥国仙台藩:伊達慶邦 実妹:保子;戦火を逃れ六十キロの米沢逃避行―陸奥国二本松藩:丹羽長国 正室:久子;松江から遠路嫁いだ五歳の姫君―下総国佐倉藩:堀田正倫 正室:吉子;脱藩大名忠崇をめぐる四人の女たち―上総国請西藩:林忠崇 正妻:チヱ;開明国に学んだ藩主に嫁いだ姫君たち―信濃国上田藩:林忠崇 正妻:チヱ;内助の功を発揮した鹿鳴館の名花―美濃国大垣藩:戸田氏共 正室:極子;夫への揺るがぬ信頼で乗り越えた危機―周防・長門国長州藩:毛利元徳 正室:安子;幕末の政治情勢に翻弄された二人の藩主夫人―土佐国土佐藩:山内豊範 夫人:俊/栄;ヴィクトリア女王にも謁見した社交界の華―肥前国佐賀藩:鍋島直大 正室:胤子;若き双肩にかかる島津家七百年の重み―薩摩国薩摩藩:島津忠義 正室:〓(てる)姫)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

71
幕末の藩主やお姫様たちは、時代を生き抜く力を持った面立ちです。私の好きな松平春嶽は颯爽としていますね。2016/02/16

YONDA

16
解説はいらないので、写真に説明文を付けてもっとたくさんの写真を掲載してもらいたかった。お姫様は皆さんお綺麗です。2021/08/09

剛腕伝説

13
まずはいろんなお姫様の写真が残っていることにビックリ。皆さん、どことなく雅な感じがしないでもないが、皆さん思ったよりも美しくない(失礼)と言う印象が強い。昔の日本人なんだから、現代的な美的感覚で捉えてはいけないのは重々承知だが・・・。そんな中、紀伊徳川家のお姫様方は皆さんお綺麗でいらっしゃる(^^)2022/11/03

てん

13
★★☆☆☆写真は見ていて楽しかったが、解説があまり面白みがない。現代人とは総じて顔つきが違うなあ。でも現代でも十分通用する美女も。2015/04/11

C-biscuit

11
図書館で借りる。この本は幕末300藩全部ではないが、藩主等の歴史的な人物や女性を中心に写真と歴史を伝える本になっている。表紙の写真は鍋島直大の妻、栄子夫人である。幕末からは多くの写真が残っており、写真があるだけで人物像が良くわかるのは、写真の素晴らしさである。中でも龍馬の妻であるお龍の写真が載っていたのは、晩年の写真のようではあるが、興味深く見させてもらった。大山巌の妻である捨松も初めて見たように思う。意外と有名人の妻子の写真が多くあることには驚かされた。それにしても、陸奥宗光の奥さんは綺麗である。2016/12/13

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