出版社内容情報
航空戦の黎明期から特攻作戦まで、大日本帝国陸海軍航空部隊の誕生から終焉を網羅。坂井三郎・加藤建夫など伝説のエースパイロットたちの列伝も読み応え十分。陸海軍の航空部隊・主要航空機一覧も付した充実の1冊。
内容説明
二十世紀初頭に登場した航空機は、それまで陸と海で行われた戦争を一変させ、大空をも戦場に変えました。本書は、大日本帝国陸海軍航空戦力の誕生から終焉までを、歴史・機体・人物・逸話などさまざまな角度から紹介します。第一部は陸海軍航空部隊を知るための導入、第二部は陸海軍航空隊戦史、第三部は日本のエースパイロットたちの列伝、第四部は陸海軍航空部隊にまつわるさまざまなトピック、最後に付録として陸海軍航空部隊と主要航空機の一覧を付しました。航空戦史ファン必読の一冊です。
目次
第1部 陸海軍航空部隊を知るために(陸軍航空小史―最後まで改善されなかった問題点の数々;海軍航空小史―名機の誕生が招いた「戦闘機無用論」の悲劇 ほか)
第2部 陸海軍航空戦史(空の戦いのはじまり―ついに戦争に導入された航空機;空母の登場―海の戦いを一変させた機動部隊 ほか)
第3部 エースパイロットと呼ばれた男たち(加藤建夫―神格化されたパイロットの実像;樫出勇―本土上空を守ったB‐29撃墜王 ほか)
第4部 陸海軍航空部隊秘話(零戦パイロットの回想―日本上空を守った飛行戦士の“生”の証言;空挺部隊の軌跡―舞い降りた「空の神兵」 ほか)
付録 陸軍飛行部隊・海軍航空部隊一覧 日本陸海軍主要航空機一覧(陸軍飛行部隊一覧;海軍航空部隊一覧 ほか)