東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046009319
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C2040

内容説明

政治・経済・教育・医療・労働…「常識」が反転する、ロボット社会への展望。人工知能学の権威が、率直な疑問に対談形式で答えながら、未来の可能性を語る。

目次

PROLOGUE えっ、人工知能ってそんなことまでできるの!?
1 ウェブとビッグデータ、人工知能―人工知能の怖さ
2 政治も経済も、国境すらも変わる―近い将来、国はなくなるか
3 ヒトと人工知能―人の「意見」は作り出せるか
4 ロボットに限界は必要か―すべての犯罪が記録される世の中に
5 身体と学習、教育の役割―もう公教育は必要ない
EPILOGUE 未来はそこまでやってきている

著者等紹介

松尾豊[マツオユタカ]
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻准教授。1997年、東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年、同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より、産業技術総合研究所研究員。2005年10月より、スタンフォード大学客員研究員。2007年10月より現職。2002年、人工知能学会論文賞、2007年、情報処理学会長尾真記念特別賞受賞。人工知能学会編集委員長、第1回ウェブ学会シンポジウム代表を歴任

塩野誠[シオノマコト]
株式会社経営共創基盤(IGPI)パートナー・マネージングディレクター。IGPIシンガポールCEO。慶應義塾大学法学部卒、ワシントン大学ロースクール法学修士。ゴールドマン・サックス証券、ベイン&カンパニー、起業、ライブドア等を経て、現職。主に通信、メディア、テクノロジー、エンターテインメント領域の企業や政府に対し戦略のアドバイスを行ない、政府系実証事業採択審査委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

55
犯罪予備軍がわかったら、どうする?に始まるSFでは一度答えが出ているような基本問題集が付いていて、改めて考える機会を得たのはいいけれど、むしろ、50年も前に独自の答えを出していたSF作家のすごさよ、というインパクトで問題提起自体が古いかなあという印象。切れ味ほしかったです。。。2014/12/07

harhy

23
「人類最後の発明」とも言われるAI(人工知能)。二人の専門家が分野を超えて自由に突っ込んだ話をしている。とてもわかりやすくていい。未知な部分が少なくないが、遠からず社会を激変させるイノベーションが起こるかもしれない。ある意味楽しみではある。2017/02/27

tetsu

17
★5 ここ数年で1番の本。人工知能についての対談を本にしたもの。政治経済、哲学、国家、教育、イルカに石油を発見させる方法など、話題が多岐にわたり、知的興奮をかきたてられる良書。 「人間が介入しない自動殺人兵器」「大人の教養としてのデータ分析」「忘れられる権利」「国という概念自体がチャレンジされる」「脳全体のコピーを分子レベルで行う」どうですか?読みたくなるでしょう。 著者は「いまは激動期。楽しい時代に生まれて本当によかったね」といっています。 これからの時代を作る若者にはぜひおすすめ。2015/03/24

Nobu A

14
塩野誠著書初読&松尾豊先生著書3冊目。最初の「人工知能は人間を超えるか」が最高なら次の「超AI入門」は最低。そして今回は面白さ半分つまらなさ半分。こんな読歴は珍しい。まずこの対談本の相手、聞き&引き出し上手の塩野誠に目が行った。法整備の必要性や限界を扱ったチャピター4「ロボットに限界は必要か」と「欠乏の効果」に触れた5「身体と学習、教育の役割」がとても興味深く示唆に富む。他方、大事な因果関係と相関関係の違いがおざなりだったり日本人のLとR弁別発音習得は無理だと決めつけたりする点は残念。もっと深みが欲しい。2024/02/18

yamaaki

13
人工知能に関しては2冊目となる。数日前に同じく松尾准教授の「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」を読み、より興味が沸いた為、今回本書を選択したもの。本書の内容は対談形式だったこともあり、自分としては補完的な位置づけとしてさらっと理解した感じになった。その辺も影響してか、正直物足りなさも感じた。2016/05/14

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