角川文庫<br> 晩夏のプレイボール

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角川文庫
晩夏のプレイボール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043721092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「野球っておもしろいんだ」――甲子園常連の強豪高校でなくても、自分の夢を友に託すことになっても、女の子であっても、いくつになっても、関係ない…。野球を愛する者、それぞれの夏の甲子園を描く十の傑作短編。

内容説明

野球を続けがたい現状に抗い、「夏の甲子園」を目指して野球に打ち込む者たち―。高3の夏、肩を壊した元エース・真郷と、過去にトラウマをもつ現エース・律は、心ひとつにして甲子園を目指していた…(「練習球」)。戦力不足に悩む彰浩と信吾の前に現れた転校生の有一は、無口で不器用だが、誰よりも才能豊かなピッチャーだった…(「このグラウンドで」)。他、「夏の甲子園」をめぐるドラマを描いた、10の傑作短編。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
岡山県生まれ。大学在学中から児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

64
8月末というこの時期にちょうどよいタイトル。高校野球、甲子園を盛り込んだ野球をモチーフにした10編の短編集。といっても、野球の試合展開がドラマを生む野球小説、スポーツ小説ではなく、むしろ、試合の外にこそドラマがある。甲子園での優勝校、甲子園初出場を果たした高校から、そもそも部員不足で試合にすら出られない高校まで、共通するのは、野球に対する思いか。あさのさんの代表作、「バッテリー」シリーズは読んでいないが、他にも中学、高校の球児たちを描いた小説を数多く出しているあさのさんの、野球への思い入れが伝わってくる。2019/08/31

アッキ@道央民

59
甲子園も夏も終わったまさに8月の終わり頃から読むのにぴったりかも。あさのあつこさん作品、初読みです。野球をテーマにした10編の短編集からなりますが、どの作品も甲子園に立った人や甲子園に憧れを抱いていた人やその周囲の人物などが登場。夢が叶った者だけでなく惜しくも夢破れた者にもドラマがありますね。球場やグラウンドの描写もリアル。良いね、青春だね〜♪あさのさんの他の作品もこれから読んで行こうと思います♪2016/09/01

シブ吉

49
高校野球、夏の甲子園大会。毎年、四千校以上が予選でしのぎを削り、戦いを繰り広げるが、1チーム最低九人が必要な競技で有り、夏の甲子園の裏には、少なくとも三万六千人の球児と、その倍以上の家族のドラマが秘められている。本書はそんな、野球に絡んだ十話の物語。甲子園のみならず、野球に対する憧れ、希望、挫折を含め、置かれた状況は違えども、それぞれが持つ、野球への熱い想いがヒシヒシと伝わり、胸が熱くなりました。特に、最終話の練習球II。最後のページを読んで、もはやセピア色となってしまった、あの夏の日の想いが蘇りました。2013/01/20

ゆゆ

37
野球(特に甲子園)がテーマの10編の短編集。最近では家族の趣味もあってサッカーの話題の方が多くなっているけど、それでもやっぱり野球はいい。私はもちろん見る側だけど、それでも野球が大好き。その気持ちを思い出させてもらった。強いから勝つわけでも、思った分だけ全てが叶うわけでもない。それは野球に限らず…だけど、野球にはとりわけ人生の色々な場面が詰め込まれている気がする。表と裏、個人とチーム、3アウト…「バッテリー」のあさのあつこだからこその作品。どれもよかったけど最初と最後の「練習球」「驟雨の後に」が特に好き。2016/11/17

hitomi.s

34
シーズンが始まる前にバッテリーを読み直したいって話していたら、「買ってきてみた」とおうちにあるこの本を袋から出してきた。こんなふうに2冊目になることも少なくないけど、こういう状況は、また楽しい。そんな再読。プロ野球選手にも、高校時代や、もっと子どもの時代もあって、ひとりひとりに、それぞれの物語がある。そう思って観戦する試合は、ひとしおだ。勝ち負けは、出てくるし、悔しいおもいもするんだろうけど、それも含めて応援したい。読めてよかった。2019/03/25

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