出版社内容情報
オウム、死刑。次に選んだテーマは……オカルト!!
そこにあるのは、科学か、インチキか。本当のオカルト(隠されたもの)か。何年経っても繰り返される真偽論争。なぜ人は嘘ばかりと思いながら、この世界に惹かれ続けるのか。講談社ノンフィクション賞受賞後第1作
内容説明
数年ごとに起きるオカルト、スピリチュアルブーム。繰り返される真偽論争。何年経っても一歩も進まないように見える世界。なぜ人は、ほとんどが嘘だと思いながら、この世界から目をそらさずに来たのか?否定しつつ惹かれてしまう「オカルト」。―いま、改めて境界をたどる。
目次
「でもオレは結局曲げちゃうよ」“超能力者”はふてくされたように言った
「よく来てくれた。そしてよく呼んでくれた」恐山のイタコは語り始めた
「現状は、誠実な能力者には不幸でしょう」オカルト・ハンターの返信はすぐに来た
「僕たちはイロモノですから」“エスパー”は即答した
「いつも半信半疑です」心霊研究者は微笑みながらつぶやいた
「わからない」超心理学の権威はそう繰り返した
「批判されて仕方がないなあ」ジャーナリストは口から漏らした
「当てて何の役に立つんだろう」スピリチュアル・ワーカーは躊躇なく言った
「毎日、四時四〇分に開くんです」店主はてらいがなかった
「解釈はしません。とにかく聞くことです」怪異蒐集家は楽しそうに語った〔ほか〕
著者等紹介
森達也[モリタツヤ]
1956年広島県呉市生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く制作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(集英社インターナショナル)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自の世界を構築している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろ☆
JADE
いぼいのしし
まいまい
きたさん