角川文庫<br> ダークゾーン〈下〉

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角川文庫
ダークゾーン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041062494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

怪物同士の戦いは、力が倍増する昇格を経て、新たなステージに突入した。希望なき破壊ゲームと化す中、赤軍の王将・塚田は、現実世界でも将棋の敵である、奥本率いる青軍との最終決戦に臨んでゆく。恋人・理紗への思い、奨励会での競争と葛藤、探検部との冒険旅行…去来する現実世界での出来事は、この死闘とどう関係しているのか。そして、なぜ戦いの舞台が軍艦島でなければならないのか?慟哭の真相が明らかになる決着編。

著者等紹介

貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、同書は100万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

147
下巻は第4局~最終局を収録。いよいよ終盤戦に突入し、それぞれの戦略と駆引きが際立つ試合運びが続く。このゲームの本質とは何ぞやと疑問に抱きつつ、結末をどう締め括るのか。先を見据えて読み進めるが、最後のオチは全く読めなかった。「戦え。戦い続けろ。」その言葉の意味するのは過去への後悔かそれとも未来への現実逃避なのか。塚田の未練が残る結末に感じた。こういったゲームの世界感を全面に押した作風は初めてなので、とても楽しく読むことができ、新たなジャンルを開拓する事が出来た。2021/06/28

カムイ

43
上巻でダークゾーンは現実なのかそれともバーチャルなのか謎だった、展開も目まぐるしくなって着いて行くの大変だった。やっぱり塚田は嫌いなキャラだが少し可愛そうと思うところがある、目指すところに手が届かず挫折するし彼女にも酷い事をしてしまうしホントひで~やつなのです。サスペンスミステリーとしても面白かった、結末は薄々気づいていたがそれでも良かった、貴志祐介の将棋愛に感服するし相当な腕前らしいです、カムイも3手先手だったら羽生善治でも勝てるのに(笑)2021/04/29

kubottar

20
戦闘シーンよりもそのバックストーリーである断章の方が好きだった。物悲しいラブストーリーなのだが、貴志祐介特有のどうしようもならない状況を生きていく男女と、バッドエンド一直線の周りの動きもせつなかった。2018/01/15

きょん

18
異世界と現実の関係がどうなっているのか色々考えていたけど、なるほどそういう事ですか。現実世界での登場人物の愚かな行動から生まれる悲劇と、異世界であくまで第一局からしか始まらない出口のなさがにやりきれない感じがひとしおだった。2018/02/14

ざちょう

15
スポーツや音楽などの趣味において、ルールの理解が深まるほど、技術が上達するほど、高度なことができるようになったという経験は、誰にでもあると思います。下巻では主人公と敵側がルールと仲間の能力、地形を理解していったことで、戦闘内容がより高度になっていき、熾烈な争いが展開されます。それと並行して主人公の過去が明らかになっていき、伏線も回収されていくので、ここもポイントかと思います。2018/01/20

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