角川文庫<br> 破門

個数:
電子版価格
¥708
  • 電書あり

角川文庫
破門

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 14時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041041178
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第151回直木賞を受賞した、エンタメ小説の最高峰。映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は本家筋の構成員を病院送りにしてしまう。組同士の込みあいをふたりは切り抜けられるのか

黒川 博行[クロカワ ヒロユキ]
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。 スーパー勤務、高校の美術教師を経て、1986年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。 1996年、『カウントプラン』で第49回日本推理作家協会賞受賞。2014年、『破門』で第151回直木賞を受賞。

内容説明

「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが―。直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

305
シリーズものと知らずに。直木賞をシリーズの5作目が獲るというのは、稀有なケースでは?過去のエピは、要所要所で挿入されており、じゅうぶんに楽しめた。途中少々冗長な感あり...が、桑原と二宮の絶妙な掛け合いが、そんなことも忘れさせてくれた。2017/05/03

ぶち

108
今作では、映画製作への出資金詐欺にニ蝶会の若頭が引っかかってしまいました。ダメ男・二宮とイケイケヤクザ・桑原の凸凹コンビが詐欺師を追っていきますが、本家筋の組との争い(込み合い)に追い込まれてしまいました。桑原の生き残りを賭けた大勝負とそれに巻き込まれる二宮の活躍と災難が、読ませます。ほとんど徹夜です。作中、パチンコは警察と極道とクサレ議員の米櫃だ。」というストーリーとは関係ない話が出てきます。ウムなるほどね、と唸ってしまいます。こんな言葉がたくさん登場してくるのも、黒川さんの小説に痺れる要因の一つです。2023/08/20

五右衛門

100
読了。この厚みの本にしては本当にあっという間に読み終えました。題名が題名なのでどうなってしまうのか最後の最後まで引き込まれたまま終盤に来て あ〰😱 やっぱり〰😱 となりました。なるわな〰あれだけ暴れれば❗もうこのコンビを読めなくなるの? 続編、早く文庫になれ〰‼又暴れる桑原、引きずられる二宮を読みたい〰‼2018/07/11

ま~くん

92
映画制作費として出資した大金と一緒にプロデューサー小清水が蒸発。ヤクザの桑原と堅気の自称建設コンサルタント二宮が手練手管で小清水を追い詰めていく。ヤクザの対立抗争、裏社会の闇、暴力、カジノ等々、陰惨な話の連続かと思いきや、腹を抱えて笑うこと数十回。直木賞受賞も納得。桑原と二宮の軽妙なやり取りは最高でした。ポロシャツに付いた鳥の糞。何で拭かんのやと聞かれると「乾いたらポロッと落ちるんです。そやからポロシャツですねん」のくだりが受けた、笑った自分は完全に昭和のおっさん。疫病神シリーズ、追っかけてみます。2020/12/20

Rin

81
久しぶりの「疫病神シリーズ」。お馴染みのキャラクターたちが大暴れ。今回もリアリティーのある描写で先の気になる展開。相変わらずはらはらさせられる。桑原さんの無謀にも思えるイケイケっぷりに、二宮さんのしたたかなダメ男っぷりも健在。そして痛々しい描写も…。それでも今までになく極道の世界に詳しく描かれていて桑原さんのこれからが少し心配に。極道の世界は駆け引きやケジメにメンツと、上手く渡り歩くのは大変で。その合間の二人のやり取りが楽しかった。難しく感じる部分もやっぱりあったけれど、解説での本の評価もよかったです。2017/10/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11205438
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。