富士見ファンタジア文庫 ハイスクールＤ×Ｄ〈２２〉卒業式のグレモリー

石踏 一榮【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 314p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040709659
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

卒業式の日、イッセーがリアスに伝えた決意は――最終章、開幕！ついに上級悪魔への昇格が認められたイッセー。自らの急激な立場の変化に戸惑うなか、リアスと朱乃が学園を卒業する日が近付いていた。そんな時、全勢力が参加できるレーティングゲーム国際大会の開催が発表され……

石踏　一榮［イシブミ　イチエイ］
1981年生まれ。生粋の千葉県民。第１７回ファンタジア長編大賞特別賞受賞、受賞作「電蜂 DENPACHI」でデビュー。

みやま　零［ミヤマ　ゼロ］

内容説明

俺、兵藤一誠はついに…念願の上級悪魔になりました！？これで自分の眷属を持てるし、ハーレム王も実現間近。でも、それ以上に気になるのは、レーティングゲームの国際大会。ライザー、サイラオーグさん、曹操、そして…ヴァーリ。強敵たちの参戦、本気のバトルの予感に血が騒ぐぜっ！一方で、駒王学園ではリアスと朱乃さんが卒業する日がとうとう来てしまった。そして、式が終わったあと、俺は―「聞いて欲しいことがあるんだ」学園を去る彼女に、俺の胸にある『決意』を伝えたんだ。いよいよ俺の高校生活、最大の舞台が幕を開ける！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

リアスと朱乃の卒業が迫る中、一誠は遂に念願の上級悪魔昇格を果たす。そして、悪魔・堕天使・天使・全世界の神話体系の神々が入り乱れるレーティングゲームの国際大会の開催が決定されると共に、一誠は王であり恋人であるリアスにプロポーズをするが…。王の資格を得てアーシア・ゼノヴィア・レイヴェル・ロスヴァイセを己の眷属に加えた一誠陣営、アーシア達が抜けた穴を埋めるために召集された新メンバーを加えたリアス陣営が互いにライバルとして大会に出場する胸熱展開と、一生大切にします宣言を受けたリアスと朱乃の溢れる笑顔が最高でした！

2017/10/22

[異世界西郷さん]

イッセーの上級悪魔への昇進とレーティングゲームの国際大会、そしてリアスと朱乃の卒業式と様々なイベントがてんこ盛りな22巻。文章の端々から「終わりの始まり」が感じられ、なんとも複雑な気分になってしまいました。ただ、久々に“いつもの”『ハイスクールD×D』を目の当たりに出来たのはせめてもの救いと言えるかもしれません。イッセーが王になり、リアスが卒業することにより他のメンバーが今後の進路に思いを馳せる様が印象的でした。個人的には、レーティングゲームでレイヴェルが軍師っぷりを発揮する様が頼もしく思えました。

2016/08/10

[２匹のニャンコ世話担当]

リアスと朱乃の卒業とイッセーの激動の１年の締めくくり。リアスも妬くくらいの朱乃のシーンの多さには胸アツ。卒業式後のリアスへの告白も良かったが、朱乃の父とのゲーム中での対峙の中でドーンと言っちゃうし。イッセーは昇格をして早速レイヴェル、アーシアとゼノヴィア、後にロスヴァイセもトレードをしてチームを構築している。最終章で活躍期待のレイヴェルは、負けん気の源の「覇道」さながらに圧倒することを楽しんでますね。これは頼もしいですが諸刃の剣、懸念されるのも確か。さて顔を明かされてない方は誰なのか、気になるね。

2016/08/23

[いーたん]

最終章はこれ、オールスターですね。国際レーティング大会で繰り広げられるバトルは、これまでに積み上げられてきたモノの総決算。この先は楽しみすぎます。しかも、イッセーの各ヒロイン攻略ルート付。いったい何人がイッセーのハーレムに入るのか。また、謎の新キャラ？たちの正体も気になるところ。続きを早く読ましてほしいですね。

2016/08/03

[水無月冬弥]

石踏一榮先生（@ishibumi_ddd）の　#ラノベ　卒業編＆開幕編、イッセーも上級悪魔になり、メンバーの入れ替えもあり、結構、キャラ関係が動いた気がしますね。そのせいかレイヴェルが生き生きとしていますなあ。それに謎の女性、誰なんでしょうねえ。それにしても、レーティング戦はいろいろなバトルがあるんで楽しみですが、見えないバトルもあるんでしょうねえ

2016/07/25