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内容説明
南カフカスの小国、コルキス共和国。ソ連崩壊と共に独立したこの国は当時、ロシアを後ろ楯とした少数民族との内戦に揺れており、その混乱の中に彼女―アデリーナ・アレクサンドロヴナ・ケレンスカヤは民兵として参加していた。そんな混沌とした政府軍への教導のため、コルキスに派遣された民間軍事会社D.O.M.S.の社長メリッサ・マオは戦場で反政府軍兵士の少女と、数奇な出会いを果たす。「わたしは勝てない相手だろうと、負けるわけにはいかない」今こそ語られる、彼女の知られざる根源とは―!?千変万化のSFミリタリーアクション、追憶挿話!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
29
今巻は楓とユースフの短編2つと、リーナの過去について。前回の戦いで負傷したリーナはミハイロフ達によって治療を受けるが、そこでナタリアと再会し…と言うお話。楓の話は普通の日常編、映画化には良くある話ですねw ユースフの話はマルヤムがとても頑張っていて微笑ましかったですw そしてリーナの話は…、個人的にはリーナよりミハイロフの過去に興味が湧きました。元スペツナズでアフガンで「少年兵」に会っているとなると…、やはりその少年兵は宗介の事で、ミハイロフはカリーニンの部下だったのかな…と。何はともあれ次巻も期待です。2015/04/01
星野流人
25
息つかせぬ怒涛の本編が続く中、ここで短編集です。「夕陽のサンクチュアリ」は達哉たちがASの操縦手として映画撮影に関わるお話。まさしくフルメタらしいドタバタコメディになっていて、殺伐とした本編を読み続けてきた中での良い清涼剤になりました。「砂塵の国」はユースフの母国でのゴタゴタを描いており、彼とその従者たちの良いところが詰まっていました。「山河燃える」「故郷は緑なり」はリーナの過去編。彼女がD.O.M.S.のマオ社長と出会うお話で、過酷な幼少期を乗り越えたリーナの強さの一端が感じられました。2021/07/23
しぇん
18
Kindle版で再読。リーナの過去編以外はコメディ要素強め。ミハイロフもナタリアも兵士なのに心すり減り切ってないのがわかる描写多めでした。当時は敗戦直後の巻だったので短編はなぁと思った思い出。ドラゴンマガジンあったせいか人気シリーズはそんな刊行多かったなと2024/01/24
トルコネ
14
「フルメタル・パニック!アナザーふもっふ&サイドアームズ」って感じでしょうか。D.O.M.S.メンバーの戦場以外での顔やリーナの過去が描かれ実に興味深い短編集です。一番印象に残ったのは「夕陽のサンクチュアリ」映画の設定がまんま無印フルメタなのはファンとしてはニヤリとしてしまいますね。「セガール呼んで来い」を受けてのオノDの反応にもまたまたニヤリ。世界感を深める上ではとっても楽しめる一冊、ただやはり本編が進まないのは寂しい。次巻発売までの数ヶ月が狂おしいです。それにしてもこの巻でもユースフは完全無欠な男前。2014/12/11
しぇん
13
短編集。映画作成のお話と王子のお話とリーナの過去と。映画の話はコミカルで面白かったです。原作者は可哀想でしたが。リーナの過去話ではミハイロフの人間味が見れたのが良かったです。ただ、まぁやっぱり短編よりも本編読みたいかなという感想になってしまいました。2015/03/15