出版社内容情報
フィンランド・ヘルシンキ郊外で暮らすカオリ。寒い冬は雪の中でそりあそび、暖かくなれば海や森、無人島で短い夏を楽しみます。
内容説明
フィンランドの首都、ヘルシンキの郊外。海と森にかこまれた町にカオリはくらしています。冬は雪の中でそりあそび、夏になれば海や森へ。カオリはいつも元気いっぱいです。写真家が撮りおろした、「世界のともだち」シリーズ!小学校中学年から。
著者等紹介
松岡一哲[マツオカイッテツ]
1978年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、スタジオフォボスにて勤務し、独立。写真家として活動するかたわら、2008年6月よりテルメギャラリーを立ち上げ、運営をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
77
自然いっぱいの中で暮らすカオリ。雪の季節、夏の季節を存分に楽しんでる様子にほっこり。もっと学校について学習面について知りたかった。2021/05/11
アキ
42
8歳のカオリのおじいちゃんは日本人。旅行中に親切で人懐っこいフィンランド人に興味を持ち、そのまま暮らすようになりました。冬の朝はマイナス20度にもなりますが、しっかり防寒し歩いて学校に通います。親は安全のために子どもに携帯を持たせます。夏休みは2か月半もあり、宿題もありません。家族とボートで無人島に行き、白夜なので海でたくさん遊びます。教育はすべて無償。1クラスは20人と少なく、考える力を重視。OECDの学習到達度では常に上位の教育先進国。自然が美しく、清潔好きでシャイなところが日本人とちょっと似てる。2019/04/03
のぶのぶ
31
日本人のおじいちゃんをもつ、カオリ。北欧の国、冬は、暗い中、登校し、夏は、白夜。夏の本当に暑いのは、3週間。でも、しっかり夏がある。夏休みも二ヶ月半。それも、遊んで休め。羨ましい。デイキャンプやバーベキュー、自然を満喫。クリスマスも一大行事。何だかやはり豊かな生活をしているなあと感じる。日本の教育が教える内容が増え、日課が苦しいが、解決策は、給食だろうなあ。フィンランドもランチルームがある、時間が生み出せるポイントだろう。前も書いたが、日本は、学校が抱えているものが多すぎる。2019/02/03
ケディーボーイ
29
ヘルシンキ郊外のラスティンという町に住む8歳のカオリ。お父さんは警察官の仕事をしているが、料理や洗濯などの家事は父母で分担。男女平等が進んだ北欧らしい。フィンランドの冬の明るい時間は1日に4時間くらいなので、学校に行く8時頃はまだすごく暗い。学校では各自の個性が大切にされていて、皆で授業を受けている時でも、集中したい時はヘッドホンをつけて勉強することもできるという。お昼は食堂で好きな食べ物をそれぞれのお皿に順番に取っていくスモーガスボード形式。 夏休みは2ヶ月半で宿題はなし。遊ぶのが勉強!! 2022/02/26
南
23
日本とつながりのある一家を写真で紹介しています。寒さを楽しむ知恵が素敵です。2018/12/30