絵巻で見る・読む徒然草

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  • サイズ B5判/ページ数 175p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784023314566
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0521

出版社内容情報

【歴史地理/日本歴史】サントリー美術館所蔵・海北友雪の徒然草絵巻を約100点収録。絵巻の美しさはもちろん、原文とわかりやすい意訳もつけ、徒然草の内容も楽しめる。人と人とのお付き合いやシンプルに生きるコツなど現代にも通じる兼好法師の筆が光る。

目次

第1章 お付き合いのヒント(恋せよ、男子―第三段 よろづにいみじくとも、;心の友の見分け方―第十二段 同じ心ならん人と、 ほか)
第2章 教養と振る舞い(学問のすすめ―第一段 いでや、この世に生まれては、;読書の楽しみ―第十三段 一人、燈火のもとに、 ほか)
第3章 住まいと日常(家は人なり―第十段 家居のつきづきしく、;やはり家は人なり 独占欲に幻滅―第十一段 神無月の頃、 ほか)
第4章 心の不思議と面白さ(抑えられない胸のドキドキ―第八段 世の人の心惑はすこと、;恐るべし女の情念―第九段 女は、髪のめでたからんこそ、 ほか)
第5章 「今」を、どう生きるか(限りある人生だから面白い―第七段 あだし野の露消ゆる時なく、;名声や財産に惑わされるな―第三十八段 名利に使はれて、 ほか)

著者等紹介

海北友雪[カイホウユウセツ]
江戸時代初期の画家。1598年京都生まれ。名は道暉、通称は忠左衛門。父は、桃山時代を代表する画家で、海北派の祖・海北友松(1533~1615年)とされる。十八歳で父を亡くし、絵屋を営みながら生計を立てる苦境の時代を過ごす。やがて、三代将軍徳川家光の乳母・春日局が、かつて友松から受けた恩に報いようと友雪を推挙。家光の御用絵師を務めるようになり、海北派を再興した。友雪の画風には、友松および禁裏の障壁画制作などで指揮下に入った狩野探幽(1602~1674年)の影響がみられる。1677年没、80歳

島内裕子[シマウチユウコ]
放送大学教養学部教授。東京都生まれ。東京大学大学院人文社会科学研究科国文学専門課程博士課程単位取得退学。『徒然草文化圏の生成と展開』(笠間書院、2009年)で、博士(文学)(東京大学)の学位取得。森鴎外記念会評議員

上野友愛[ウエノトモエ]
サントリー美術館学芸員。埼玉県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科美術史学専攻博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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