朝日新書<br> 魔女の世界史―女神信仰からアニメまで

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朝日新書
魔女の世界史―女神信仰からアニメまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022735720
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0230

出版社内容情報

【社会科学/社会科学総記】古代信仰から美術、フェミニズム、実践魔女宗、ゴスロリ、ココ・シャネルからレディー・ガガ、きゃりーぱみゅぱみゅ、魔法少女アニメまでを一気通貫する、新たな「魔女」の発見。過去・未来に可視化された「蠱惑し、闘い、変容する女性史」を一冊に。

内容説明

19世紀末、魔女は「見える」ようになった。神話、伝承から美術のアイコンへ。そして、今ここに乱舞する「魔女」たちの文化遺伝子。博覧強記の海野スコープが、20世紀~現代における最大の謎「魔女」を可視化する。

目次

プロローグ 新しき魔女の時代
第1章 世紀末―魔女の図像学の集成
第2章 新しい魔女運動
第3章 ゴス―現代の魔女カルチャー
第4章 新魔女一〇〇シーン
エピローグ 魔女カルチャー・シンドローム

著者等紹介

海野弘[ウンノヒロシ]
1939年東京都生まれ。評論家・作家。早稲田大学文学部ロシア文学科卒業後、平凡社『太陽』編集長を経て独立。現在、美術・映画・音楽・都市論・歴史・華道・小説などの幅広い分野で執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

29
とても興味深く読むことができた。日本が発信する「魔女カルチャー」についてはもっと深く分析することが可能だと思うし、それが必要だとも感じた。日本文化の特異性を強く感じた。2014/10/06

明智紫苑

22
鏡リュウジ氏の『魔女術』に続いて読んだ魔女本だが、これは近現代のサブカルチャーでの「魔女」イメージを扱うものだ。なるほど、芸能界もオタク文化も「魔女」がいっぱいなんだね。私が好きな椎名林檎も(この本には取り上げられていないが)現代日本の「魔女」だろう。私は趣味としてドールカスタマイズを行なっているが、この本を読み終えてからは、タンスや本棚に並ぶ美女や美少女のオリジナルキャラクタードールたちが「魔女」に見えてしまう。実際、女神様にあやかった名前のお人形も何体かある(いる)し、女神信仰的な偶像崇拝なんだな。2016/06/14

frosty

17
魔女が時代を超えてどう変化してきたか。それもあるけれど、女性の歴史をやって行く中で、魔女という存在は世界をどのように変えていったか、を教えてくれるような本だと思った。実はこれ、学校の夏期休暇の宿題をやるために読んだ本(笑)でも本自体は好きなの選べたから、読んでいて楽しかった♪。自由課題だったから強制されてるわけでもなかったしね♪私も魔女になりたい! 別にカヴンとかに入りたいって願望があるわけではないけれど、魔法を使いたい!!2015/08/09

めぐみ

14
うーむ、後半流し読み。タイトルと序章で面白そうと思ったんだけど、結局『魔女』の定義が曖昧で近現代あたりからよく分からなくなってしまった。近現代史を復習してからまた読んでみようか。2014/12/11

ハルト

14
読了:○ 前半はおもしろかったです。ただ後半のゴス以降はいろいろこじつけすぎなような。触れているわりに、オタク系カルチャーにはあまり詳しくなさそうな…?腐女子ってキーワードがまったく出てこなくて意外。あと小林幸子さんは〈魔女〉ではなくラスボス。2014/08/18

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