朝日新書
自転車の安全鉄則

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732477
  • NDC分類 685.8
  • Cコード C0295

内容説明

クルマから自転車へ―都市交通の新たな主役として、自転車を真に有効活用するために。世界第3位の自転車保有国である日本。しかし同時に、世界第1位の自転車事故大国でもある。年々増える一方の事故を減らすために、今できることは何か。そして、自転車行政はどうあらねばならないか。環境によく、健康にもよい「自転車」の理想的な将来像を示す。

目次

第1章 なぜ今、自転車なのか(本書の前提)
第2章 自転車は車道を走るという「理想論」
第3章 自転車は「左側通行を厳守する」ということ
第4章 矛盾だらけの現実にどう対処すればいいか
第5章 現状としての日本の風景から
第6章 メディアが報じる自転車とその周辺
第7章 「Share the Road」という発想

著者等紹介

疋田智[ヒキタサトシ]
1966年宮崎県生まれ。東京大学文学部卒。勤務先である東京・赤坂のテレビ局まで毎日自転車で通う「自転車ツーキニスト」。NPO法人「自転車活用推進研究会」理事、学習院大学生涯学習センター非常勤講師として、都市交通における自転車の活用を提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

6
自転車ツーキニストである筆者が日本の自転車政策の間違った進化ぶりと是正法を指摘した一冊。自転車は車道を走らせ、左側通行を徹底させよ、違法駐車をもっと真面目に取り締まれという指摘はいちいちごもっとも。この本が出た08年よりは多少はまともになった気がしますが、スマホ自転車乗りみたいな凶悪犯も増えてきたような。名古屋市がボロクソ言われてますが残念でもないし当然。左折のみ先に青信号になる名古屋名物殺人交差点を考えついたやつは呪われろと思う。2018/12/30

コサトン@自反尽己

5
実は私は自動車免許を持っていない変わり者だ。 そんな自分が「自転車」で検索し出てきたのが今作だった。 「我々は、クルマとそれ以外の交通機関の棲み分けにもう少しメリハリをつけなければならないことに気づくべきだ」とは著者の言葉。 道路は本来誰の為のものなのか?そのことを国民一人一人が改めて考える時に(とっくに)きている。 車優遇時代よ、さらば。安全の為に、まずは車道左側通行の徹底遵守からだ。 自転車利用者だけでなく、多くの生活者に読んで欲しいと強く感じた一冊。【図】2010/01/10

shigoro

3
車やバイクで走っていると、車道を走る自転車が邪魔だなと思うことが多々ある。そのことを根本から考えない直し、車道をシェアしていかないといけないのか…。でも自転車を左側通行と車道を徹底させるのすら難しそうだな。都内乗り入れ禁止とか、自転車運転の罰則化とか、劇的な何かが起こらないと、いつまで経っても日本ではルールが普及し無さそうだよな。 2011/07/06

あしたば

2
述べていることは,従来の疋田さんの本とそうたいして変わらない.すなわち自転車を取り巻く環境が良い方向に進んでいないのだろう.自動車を優先した街づくりをした結果,中心街が衰退したというのが私にとっての新しい内容でした2009/12/01

ひで坊

2
この国には「自動車」が売れてくれないと困る人達がたくさんいるということだね。2009/03/17

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