朝日文庫<br> 物語のおわり

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朝日文庫
物語のおわり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022648730
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

妊娠三ヶ月で癌が発覚した智子、娘のアメリカ行きを反対する水木……人生の岐路、彼らは北海道へひとり旅をする。そんな旅の途中で手渡されたのは結末の書かれていない小説だった。果たして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。

内容説明

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。

著者等紹介

湊かなえ[ミナトカナエ]
1973年広島県生まれ。作家。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年受賞作を収録する『告白』を刊行。同作が08年週刊文春ミステリーベスト10第1位、第6回本屋大賞を受賞する。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞を受賞。著書の他、エッセイ集もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

358
かなり好き❗私は駅伝が大好き。襷を受け取り次の走者へと運ぶ時、自分の力以上の力が出ることがある。ブレーキもあり総じて想像を超えるドラマが駅伝にはある。レースが終わればチーム皆で泣き、喜ぶ!この本は、小説家に憧れる少女絵美を主人公とした未完の私小説『空の彼方』が様々な人物達の手に繋がってゆく短編集。舞台は美しく壮大な自然が拡がる北海道!人生に悩み、疲れ、後悔に苛まれる登場人物達は、其々に未完の小説の結末を考え、前に進む。まるで『空の彼方』を襷で繋ぐ爽やかな北海道駅伝みたい。テンポ良く、特に最後は感動‼️🙇2019/08/28

hit4papa

339
小説家を目指す女子が書いた結末のない物語。時を経て、人から人へ手渡されます。手渡された人たちそれぞれが、自分の悩み、そして決断と重ね合わせるというステキな連作短編集です。冒頭のくだんの物語はリドルストーリーになっていて、のっけから、さぁ結末はどっち?を読者に考えさせます。北海道を旅する人々に読み継がれ、そして彼ら、彼女らは物語の結末に自分なりの解釈をするんですね。仕事、恋愛、家庭、友情、様々です。結局、物語の終わりは分かるのですが、その締めくくり方にぐっときます。読書のすばらしさを感じさせる作品です。2019/05/24

ゆのん

295
『空の彼方』を読んで面白くなってきた所で突然終わり次の話になってしまったので結末は自分で考える系かぁと少しガッカリしたが、そこは湊かなえ。流石の終わり方でとっても面白かった。『イヤミス』感は全くなく、どちらかというとハートフルな暖かい話だった。同じ本を読んでも感想は十人十色。正解も間違いも無いといつも思っているが作者も同じ考えなのかと嬉しくなった。2018/01/18

さばかん

224
物語は巡り巡って…………。       終わるから物語なのか。 終わらせてこそ物語なのか。 続くから物語なのか。 続けてこその物語なのか。      人生いろいろ。物語もいろいろ。     夢を持っているのがそんなに偉いのかって、どこかの誰かが言ってた。2018/02/07

カブ

196
北海道への旅の途中でリレーされる結末のない小説。迷いを抱え、託された人の境遇によって結末は変わるの?北海道の大自然の美しさ、おおらかさが物語に花を添える。イヤミスじゃない湊かなえ、読ませる作家は何を書いても面白い。2018/01/20

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