朝日選書
リベラルからの反撃―アジア・靖国・9条

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  • サイズ B6判/ページ数 257,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022598967
  • NDC分類 304
  • Cコード C0330

内容説明

「靖国」「改憲」そして「愛国」「伝統」「反中」「嫌韓」―勇ましく、威勢のよい声ばかりがかまびすしい右傾化するニッポン。そして、それに対する声があまりにも小さくないか。沈黙は論壇の衰退につながる。右でもない、左でもない、リベラルな立場から、もう一度、冷静で本質的な議論を広げよう。

目次

第1章 保守リベラルから(政治家は「勇ましい姿」より「ちょっと待てよ」の気概を;「真の保守主義」再生しかない ほか)
第2章 憲法改正(「“護憲的改憲”を目指せ」「今の日本には護憲が得策」;日本の立憲主義よ、どこへ行く? ほか)
第3章 靖国と外交(戦後60年の日本・アジア・世界;靖国参拝が壊したアジアとの和解 ほか)
リベラル「理論武装」のためのブックガイド(リベラリズムの源流を訪ねて―知的緊張を追体験せよ;国際政治における介入と対抗のリベラリズム―リベラルな日本外交のために)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちー・ざ・せかんど

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右派勢力への憎悪が隠しきれない本。正直なところ、読むに値するのは井上達夫氏の「9条削除論ーーーー憲法論議の欺瞞を断つ」ぐらいか。しかし、当時の左派勢力の現状認識を知ることはできるのは有益と思いたい。

mk

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これらの論稿が書かれたのは小泉政権の頃。中国の存在感が言われるまでもなく大きい今(2010年)、どことなく時代を感じます。でも政治の世界で右翼っぽい言説がそれほどなくなっても、国民の間にはネオコン的な姿勢が相変わらず強まっているのかもしれないから、やはりこれらの議論は意味を失ってはいないのでしょう。◆五百旗頭さんと長谷部さんがよいなと思いました。2010/09/13

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