何とかならない時代の幸福論

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何とかならない時代の幸福論

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022517418
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

放送時、大反響をよんだNHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」とその未放送分、またコロナ後、新たに設定された対談を収録した一冊。対談はブレイディさんの「(イギリスに移住してから)23年経っても日本はあまり変わらない」、鴻上さんの「日本はどこに向かって変わっていいか分からないのでは」と始まり、日本社会とイギリス社会を交錯させながら、それぞれを象徴する興味深いエピソードが語られる。またあらたにおこなわれた対談では、コロナ禍で表面化した国民性について、日本では自粛警察が勃興し、イギリスではスーパーからパスタが買い占められたことなど国の事情を対比させながら、「生きづらい」という言葉が増す日本でどう風通しをよくし、幸せを感じられる国になる道を探るのか、その可能性とヒントが語られる。

内容説明

いま一番聴きたい二人の“思索する対話”。NHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」で反響を呼んだ対談を、未放送分も含めて収録。またコロナ後、あらたに行われた対談も収録した、必読の書。

目次

1 日本の現在地―私たちはどこへ向かっているのか(日本のバブル、「一億総中流」の時代に―;80年代「めんたいロック」が流行った博多で;トニー・ブレア時代の外国人保育士“大リクルート作戦”;イギリスで差別されていた地域の保育所で;23年間、物価も賃金も上がらない日本 ほか)
2 社会と向き合う―表現としてのコミュニケーション(自助、共助、公助…という順序;コロナ禍、イギリスで自然発生的に起こった相互扶助;災害後に起きた共助と迫害;「sameness」と「equality」の勘違い;クリエイティビティの目覚めは1歳から2歳 ほか)

著者等紹介

ブレイディみかこ[ブレイディミカコ]
ライター、コラムニスト。1965年、福岡県生まれ。福岡県立修猷館高等学校を卒業後、渡英を繰り返す。96年に渡英後は断続的にブライトンに住み、ロンドンの日系企業での勤務、翻訳の仕事、保育士を経て現在は執筆活動に専念。2017年、『子どもたちの階級闘争―ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞受賞。19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で第2回Yahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞受賞

鴻上尚史[コウカミショウジ]
作家・演出家。1958年、愛媛県生まれ。早稲田大学卒。在学中に劇団「第三舞台」を旗揚げ。95年「スナフキンの手紙」で岸田國士戯曲賞、2010年「グローブ・ジャングル」で読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞。現在は、「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」を中心に脚本、演出を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シナモン

169
鴻上尚史さんとブレイディみかこさんの対談集。「みんな仲良く」「絆」「世間と社会」もう共感しまくりで付箋だらけになっちゃった。同調圧力ってほんと息苦しい。世間では同じ時間を共に過ごすことが大事。だらだら続く会議は議論することよりいっしょにいることが重要。知らなかったけどズーム画面ではどこが上座か問題ってあるんだね。変えていくには教育が大事だと思うけど、鴻上さんが言うようにランドセルとリクルートスーツが当然と思われてる限り日本は変わらないんだろうなぁ。2021/02/28

エピファネイア

118
多様性の時代にはエンパシー(相手の立場になって考える能力)が重要という点は同意。英国は教育に相手の立場になって考えるスキルを身につけるためにロールプレイ(演劇教育)を導入している。一方、日本は一夜漬けで何とかなる教育が主流で、正解がないテーマに意見を表明する場はほぼない。この差は大きい。大事なのは、常により上位の目的を考えること。教育のより上位の目的は何だろう。教育に携わる方にはこの問いを自分に投げかけ続けてほしい。そして、人類の最上位の目的を考えれば、プーチンがやっていることは愚挙としか言いようがない。2022/03/20

けんとまん1007

110
シンパシーとエンパシー。あまり、考えたことがなかったが、エンパシーを深めたいと思う。世間と社会は、鴻上さんの本で読んでいたので、その通り。自助と公助についても、今の政治屋の考え方とは真逆で、同感。狭い中だけでものを考えることから、いかにして離れるかだと思う。2021/08/05

みかん🍊

109
イギリス暮らしのフレンディーさんと鴻上さんの対談集、日本は他人に親切で安全な国と思っていたが、それは世間つまり自分の知っている周囲の人々に対してだあって社会、知らない他人には冷たい、「同調圧力」人と同じ事をして同じ考えでいないと生きづらい今の日本、他人に強く物事を言えない日本人だがTwitterで匿名なら平気で誹謗中傷をする、窮屈で理不尽な校則で縛られて来た若者は考える、議論するという事が出来なくなっている、後半のコロナの時代について書かれているが、日本人も考え方を変えていかなければいけない時代。2021/05/28

ひこうき雲

102
もういいよ。社会と世間、同調圧力の話は。日本の「ここがおかしい」ではなくて、こんな何とかならない時代に、どうやったら幸福になれるかもう少し語ってくれないと…そこは自分の頭で考えることが大切!と言われても…2021/04/17

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