岩波ジュニア新書<br> 縄文時代を解き明かす―考古学の新たな挑戦

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岩波ジュニア新書
縄文時代を解き明かす―考古学の新たな挑戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005009824
  • NDC分類 K210
  • Cコード C0221

出版社内容情報

考古学者は、探偵のように推理する。昔の人たちはどんな道具を使い、何を食べ、どのように暮らしていたのか? そして近年、動物学、植物学、人類学など異なるさまざまな分野が力を合わせることで、考古学はめざましく進歩している。いま第一線で活躍する研究者たちが、それぞれの専門分野を手がかりに、縄文時代の扉を開く!

内容説明

考古学者は、探偵のように推理する。昔の人たちはどんな道具を使い、何を食べ、どのように暮らしていたのか?そして近年、人類学、動物学、植物学などさまざまな分野と力を合わせることで、考古学はめざましく進歩している。いま第一線で活躍する研究者たちが、それぞれの専門分野を手がかりに、縄文時代の新たな扉を開く!

目次

1章 考古学とはどんな学問か(縄文時代の考古学とは;縄文時代とはどんな時代か)
2章 縄文土器とは何か(土器で調理したものは何か;縄文の塩作り)
3章 縄文人が食べたもの(貝塚からわかる縄文のくらし―動物考古学;植物の利用からわかってきたこと)
4章 人骨と土偶が語る縄文人のくらし(人骨からわかる縄文人の食生活;土偶とは何か)
5章 なぜ研究者になったのか―縄文時代研究の魅力とは(考古学はわたしの人生の道標;霊長類・ネアンデルタール・縄文土器;くらしの考古学を探る;遺跡から出土する貝・骨は宝の山)

著者等紹介

阿部芳郎[アベヨシロウ]
明治大学文学部教授(史学博士)。明治大学大学院博士後期課程(退学)。明治大学資源利用史研究クラスター代表。専門は縄文時代の考古学。学生時代は発掘三昧の毎日を過ごし、気がつけば考古学者になっていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

47
文献のない時代を知るには考古学が必要。古事記にも日本書紀にも、現実の縄文時代についての記述はない。昔は縄文土器を形や文様で分類するだけだったのが、今やこびりついた有機物や、表面に残った植物の圧痕の分析があたりまえの時代になった。同位体の分析も年代測定に限らない。そういう見方ができるのか、と驚いてしまう研究手法も使われている。ここまでくると縄文人の生活を、ある程度は復元できるのではないかと思うし、彼らの思考も想定できそうだが、遮光器土偶などの印象から早とちりしないように用心は必要だろう。そのための考古学だ。2024/05/05

びっぐすとん

15
図書館本。考古学の世界も日進月歩で、かつて学校て習った定説も今では覆されていることがよくある。更に最近は分野を超えて考古学以外の研究者との連携や考古学自体に新しいジャンルが出来るなど、目覚ましい進歩に驚かされる。貝に刻まれる年輪で採られた時期がわかったり、土器の小さな穴にシリコンを入れることで種実や虫の痕跡を探ったりと、かつてよりはるかに縄文の暮らしがわかるようになったとはいえ、まだまだ謎だらけだ。ヒトがどのように暮らしていたか、それが今にどうつながるのか、今後も興味が尽きない話だ。2024/05/03

Minamihama

13
明日からの三内丸山遺跡見学旅行の予習として。2024/05/13

みさと

3
縄文時代とはどのような時代だったのか、最前線で活躍する4人の研究者が語る。自然物を資源として利用する資源化の方法は各時代や地域によって異なる。この資源利用史の観点から、製塩の開始時期を定説から1500年ほど遡ることに成功した分析手法を紹介する編著者。同位体分析から当時の環境やヒトの食べていたものを復元する研究者。動物考古学、植物考古学の立場から縄文時代の資源利用方法つまり縄文人の生活に迫る研究者。それら研究者がなぜその研究にのめり込んだのかを熱く語る。考古学ってこんなにエキサイティングな学問だったんだ。2024/05/07

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