内容説明
天空の聖殿マチュピチュや太陽神殿、深い森の中に眠る遺跡群、張り巡らされたインカ道…。南米アンデス地方を中心に栄えたインカとはどのような文明を持ち、どのような人々が暮らしていたのでしょうか。神秘と謎に包まれたインカの魅力を多数の写真とともに紹介します。
目次
第1部 インカを知る(謎のマチュピチュ遺跡;インカ国家とはいかなるものか;インカはどこから来たのか;インカについての記録;インカの国家は、なぜ「帝国」と呼ばれたのか ほか)
第2部 インカを知るための10の視点(太陽神殿の広がり;儀礼や神託が行われていた聖所;深山峡谷に築かれた城塞都市;驚きや不思議の岩;水への姿勢と利用方法 ほか)
著者等紹介
木村秀雄[キムラヒデオ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1950年生まれ。1975年東京大学教養学部卒業。82年同大学大学院社会学研究科文化人類学専修課程博士課程単位取得満期退学。78‐81年国際協力事業団青年海外協力隊員(ボリビア国立人類学研究所研究員)。専門分野は人類学、ラテンアメリカ研究、人間の安全保障研究
高野潤[タカノジュン]
写真家。1947年新潟県生まれ。写真学校卒業後、1973年からペルーやボリビアをはじめとしたアンデスやアマゾンに毎年通いつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしひろ
9
巧みな石の加工技術で家屋や橋、道路など何でも作り出してしまう。そして、大自然の中で人々と家畜の営みが見られ、尊いものだと感じた。2016/04/10
スプリント
4
写真が豊富なのでインカの特色をよく理解できます。高地に水をひく技術や巨石を加工する技術など高度な文明をもっていたことに驚きを感じます。2016/02/27
Bookcover
1
世界遺産の勉強中。南米については、個人的な興味も縁も薄く、あまりにも知らないことが多いので読んでみました。2021/11/16
しま
1
写真がきれいで思わず手に取りました。内容が多岐にわたるので読むのは大変でした…(^^;2015/12/05
takao
0
写真も多く、good2016/08/17