出版社内容情報
「婚学」の授業が大学で人気の著者が語る結婚の本。幸せをつかみとるために、いま考えておくべきことは?
内容説明
結婚するってどういうことなのか。あなたは考えたことがありますか?自分の思い描く人生を実現するためには、進学や就職と同じように、恋愛や結婚についても自ら学び、考えていくことが大切。では、いま何を学び、考えればよいのでしょう。大学で人気の著者が、さまざまな角度からアドバイスします。
目次
第1章 「結婚」にまつわる現状と問題
第2章 結婚する理由、結婚したい理由
第3章 結婚しない理由、結婚したくない理由
第4章 パートナーを選ぶ際に考えておくべきこと
第5章 子どもが欲しいのであれば知っておくべきこと
第6章 思い描く人生を実現していく力
第7章 離婚しないための離婚の現実
著者等紹介
佐藤剛史[サトウゴウシ]
1973年大分市生まれ。九州大学大学院農学研究院助教。農学博士。大学での“学生の人生のhappy”を本気で考えた教育は、学生から高い支持を得て、研究室には学科や学部を越え、他大学からも多くの学生が集まる。講演活動は年間100回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bakky
14
客観的なデータをもとに分析されている。なるほどと思うこともあるけれど、人生にいかしていけるかはちょっと疑問。しかし、「年収400万の男性を理想とする女性は約40%いるが、その年収の男性は5%しかいない。あなたはその5%に入る魅力はありますか?」にはなるほどと思った。2015/09/11
ブルーツ・リー
6
大人になれば、ある程度「当たり前」として身に付く価値観の紹介が多かったように思う。 例えば「完全な人間は居ないから、高望みしすぎていては結婚はできない」とか。 それ以外にも、世の中の「当たり前」として機能している、保守的、伝統的価値観による恋愛観、結婚観の紹介が多かったように思われるが、しかし、中学高校生辺りをターゲットにしている本で、最初からリベラルでぶっ飛んだ恋愛を教える訳には行かず、高校生まで、の本としてはいいのかな、とは思う。 多様な恋愛観、人生観は、基本を身に付けてから学んでも遅くはない。2022/11/19
ゆき
6
結婚できない、しない人が増え居ている。「私、結婚できないんじゃなくってしないんです」というドラマもあります。確かに女性は働けと言われ続けているのでしょうがない気もします。子供を産むとキャリアが失われるのもイタイ!!!晩婚化はまだまだ進むよー。2016/06/13
よしひろ
6
非婚化・晩婚化が進む現代、婚学は重要だと思った。2016/04/08
23歳男性
5
「傷つくことを恐れて、告白できないような大学生が、将来、社会人となりクリエイティブな仕事をバリバリできるようになるとは思えません。飛び込み営業ができるなんて思えません。リスクテイクする覚悟、そして失敗したとしても、そこからもう一度立ち上がる力が、仕事にも、恋愛、結婚にも必要なのです」(P.10)が印象に残った。「大学生」の箇所は「人間」に読み替えたっていい。自分がかわいくて、傷つくことを怖がるのはすごくわかる。だけど傷ついても終わりじゃないのよ。そこから立ち直っていく能力を身に着けていけばよい。2023/06/07