岩波ジュニア新書<br> マンガミュージアムへ行こう

個数:

岩波ジュニア新書
マンガミュージアムへ行こう

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月26日 08時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007691
  • NDC分類 K726
  • Cコード C0270

出版社内容情報

貴重な原画を見られる、知られざる作家の素顔を知ることができる、マンガの世界に入り込める、お目当てのキャラクターグッズを買える…、楽しみ方は人それぞれ。読んでいるだけでは気づかないマンガの魅力に出会える全国各地のミュージアムを紹介します。一日中、寝転がって読んでいられる所もあります!

内容説明

マンガの世界に入る、貴重な原画を見る、マンガ家の素顔を知る、マンガの仕組みを知る、一日中寝転がって読む、キャラクターグッズを買う…、楽しみ方は人それぞれ。読んでいるだけでは気づかなかった新たなマンガの魅力に出会える全国各地のミュージアムを紹介します。

目次

1 マンガの仕組みを知る
2 絵を楽しむ
3 作者を知る
4 読む
5 買う
6 マンガの世界に入る
7 海外

著者等紹介

伊藤遊[イトウユウ]
1974年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム研究員。専門は民俗学、マンガ研究

谷川竜一[タニガワリュウイチ]
1976年生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程中退(博士、工学)。現在、京都大学地域研究統合情報センター助教。専門は近代建築史、建築都市空間論

村田麻里子[ムラタマリコ]
1974年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学(博士、学際情報学)。現在、関西大学社会学部准教授。専門はメディア論、ミュージアム研究

山中千恵[ヤマナカチエ]
1972年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(博士、人間科学)。現在、仁愛大学人間学部准教授。専門は社会学、韓国地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

28
気軽な訪問記集に見えて、実はマンガミュージアムをネタとしてメディアそのものを作品として読むエクササイズ。その場に身をおいて展示や企画を自分がどう感じるかから、そこがマンガをどのようなメディアとして考えているか、そしてそれは自分の考えとどう違うのか、知らずに考えさせるつくりになっている。◇宝塚の手塚記念館も御池のマンガミュージアムも江戸川橋の図書館も大好きな場所だけれど、作家が主役の文学館同様どこも言葉にしにくいモヤモヤがある。物語と空間の違和。それを一致させている三鷹ジブリとの違い。もちろん優劣ではない。2015/01/30

いちろく

17
マンガやマンガミュージアムについて、単に存在の価値を説くのでなく、批判的意見もはっきりと記載されている事に好感が持てました。巷に溢れている漫画を、あえて「ミュージアム」とするには、人を集めるだけの魅力が必要。私も数箇所行きましたが、閑古鳥が鳴いている施設があったのも事実。本書によると、全国67箇所、そのうち22箇所が関東地方にあるマンガ関連文化施設の数。マンガ、アニメの文化的価値や良さを伝える施設もあれば、格安のマンガ喫茶としか思えない施設もある。本では伝わらない部分は自分で確かめるしかないか。 2014/05/13

Nobuko Hashimoto

11
単なるガイドブックではなく、マンガに関するミュージアムを、その機能や役割、演出・運営の仕方、楽しみ方などの切り口で批判的に分析しようと試みている。でも、ジュニア新書だからか、批判的な分析も、各ミュージアムの良さの紹介も、どちらもやや中途半端な感は否めなかった。一般向けの本でつっこんで議論する方が良かったような気がする。しりあがり寿による表紙や章の扉絵は◎2015/04/03

osakaspy

5
面白い趣旨の本。全国各地に存在するマンガをテーマにした美術館や記念館の紹介を通し、マンガという文化の現代社会における位置や意義を多角的に考察。娯楽として、芸術として、個性的で偉大な人物による作品として、あるいは商品として、さらには海外にも拡がりまた異国の類似のジャンルとも比較可能なマンガが、様々な形態をとるミュージアムにおいていかに展示されているのかを論じることで、マンガとは何か、ということが改めて問い直す。ガイドとしても無論使える本だが、そうした情報ブックにとどまらない批評的な考えどころが随所に見られる2014/04/23

ケケ内

3
博物館で展示されている芸術や歴史だけではなく、当たり前のように存在する生活のありかた全部のことである「文化」のひとつであるマンガ。博物館での展示を通して、作家・作家の背景・時代背景・読者・海外といったマンガの捉えられかたを切り取っている。マンガ読者タイプ分析では私は「世界観を持ち、記憶・蓄積・収集と所有」のためにマンガを購入し読む人間で、コレクターではなく批評家として読むタイプだそうだ。また、手塚治虫が近年「正しい」存在として読者が手を伸ばしにくくなっているという分析がまるで岩波文庫のようだと感じた。2015/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8024223
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品