岩波ジュニア新書<br> 人を見捨てない国、スウェーデン

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岩波ジュニア新書
人を見捨てない国、スウェーデン

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  • サイズ 新書判/ページ数 175p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007349
  • NDC分類 K302
  • Cコード C0236

出版社内容情報

社会を支える基盤は人であると考え,一人一人を大事にする国スウェーデン.その社会の実態や手厚い福祉制度を,若者たちの日々の生活から浮き彫りにする.自立心や民主主義を支える力を知識や技能とともに学ぶ学校,多様な家族のあり方を支える制度や施設等.そこには,日本の目指すべき未来をさぐるヒントが提示されている.

内容説明

社会を支える基盤は人であると考え、一人ひとりを大事にする国スウェーデン。その社会の実態や手厚い福祉制度を、若者たちの日々の生活から浮き彫りにしていく。自立心や民主主義を支える力を、知識や技能とともに学ぶ学校。多様な家族のあり方や生き方を支える制度や施設等。そこには日本の目指すべき未来へのヒントがある。

目次

序章 ピッピの国の若者たち(ピッピの国の若者たち;この国で大人になるということ ほか)
1章 学校が実社会への手引きになる(いっぱいタダのスウェーデン;スウェーデンの学期 ほか)
2章 家庭、そして家族(家族が一番;いろいろな結婚 ほか)
3章 人を見捨てることのない社会(二番は友だち;放課後に何をするか ほか)
終章 若者が考えるこれからのスウェーデン(スウェーデンの子どもは幸福か?;何を改善するか ほか)

著者等紹介

三瓶恵子[サンペイケイコ]
1952年、中華人民共和国ハルビン市生まれ(満州引揚者として生後9カ月で日本に戻る)。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科在学中にスウェーデン政府奨学金を得てウプサラ大学留学。その後留学中に知り合ったスウェーデン人との結婚のために1981年に再度スウェーデンへ渡り、以来スウェーデン在住。現在はビジネス・コンサルタントおよび文筆業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クラミ♬

31
スウェーデンという国のシステムをわかりやすく教えて頂けた。教育もしっかり受けられる。言いたいこともはっきり言える。最後まで手厚い福祉が受けられる素晴らしいシステムだ。そのためには男女問わずちゃんと自立し仕事に子育てに精を出し、しっかり税金を納めなければならない。恋愛や結婚も自由だけどサバイバル状態で気が抜けない感じもするなぁ(^_^;)2022/07/31

みっこ

25
北欧の教育制度や福祉について、ティーン向けにまとめられた読みやすい一冊。やっぱり北欧はいいなぁ。一人一人が自立していて、個人の選択が重要視されているイメージ。しかし読んで半月以上感想を書かないでいたら、詳細を忘れてしまった…。メモもどこかに消えてしまった…。感想はすぐ書かないとだめだね。反省。2023/07/29

ソングライン

21
スウェーデン人の夫を持ち、子供を育てる作者がスウェーデンの教育を中心にその社会の実情を語っています。受験がなく、職業を見すえた多様性のある選択科目、社会人でも学習できるなどの教育システム、慰謝料がなく簡単に離婚が可能で、同性を含めた新たなパートナーを見つけていく結婚事情など、日本とは違う生活形態が存在します。将来への不安が少ない社会ですが、気になる問題として環境、移民問題が挙げられています。そこで職業に就き、生活しなければその国の真実は見えてこない、スウェーデンの生活の一面をしることのできる本です。2021/04/01

ごへいもち

20
読友さんのご紹介本。何となくスウェーデンの感じはわかりました。住みたいとは思わないけど韓国よりは良いよね2021/01/04

Humbaba

16
人生に対して不安がない.それは,理想の生き方の一つであろう.スウェーデンでは子供たちに不安を聞いても,元気な答えが返ってくるだけである.そのような国を作ることこそが,今後目指していく方向であろう.2013/05/11

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