出版社内容情報
宮城 修[ミヤギ オサム]
著・文・その他
内容説明
戦後、沖縄はアメリカの施政権下にあり「軍事植民地」状態に置かれていた。基本的人権が保障されない中で、人々は厚く巨大な壁にどのように立ち向かったのか。琉球新報の大型企画「沖縄戦後新聞」を読み解きながら、日米琉の三者の視点を盛り込み、さらに同時代を生きた三人の政治家の歩みを重ねてたどる“もう一つの現代史”。
目次
忘れられた島
屈辱の日(一九五二年四月二八日)
島ぐるみ闘争(一九五六年)
瀬長市長誕生(一九五六年)
宮森小ジェット機墜落(一九五九年六月三〇日)
キャラウェイ旋風(一九六三年)
佐藤首相来沖(一九六五年八月一九日)
主席公選(一九六八年一一月一〇日)
二・四ゼネスト回避(一九六九年二月四日)
コザ騒動(一九七〇年一二月二〇日)
レッド・ハット作戦(一九七一年)
通貨確認(一九七一年一〇月九日)
施政権返還(一九七二年五月一五日)
民意の行方
著者等紹介
宮城修[ミヤギオサム]
1963年、沖縄県生まれ。87年、明治大学政治経済学部卒業。2003年、琉球大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了。16年、同研究科博士後期課程単位取得退学。1987年、琉球新報社入社。文化部長、経済部長、社会部長、北部支社長等を経て現在、論説委員長。同社の企画「沖縄戦新聞」(2005年度新聞協会賞等受賞)、「沖縄戦後新聞」を手掛ける。2014年から沖縄国際大学非常勤講師。専攻は、沖縄現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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