出版社内容情報
医療現場では何が課題だったのか。医療政策・医療行政のどこに問題があったのか。そして今後の展望は--。著者は日本医師会会長として初動の緊迫した半年間、新型コロナ感染症対応にあたった。この経験の中で得た教訓と、感染拡大から一年半余を経た現状を踏まえ、「かかりつけ医」と地域医療を重視する立場からの提言を記す。
内容説明
医療現場での課題とは何か。医療政策・医療行政のどこが問題なのか。そして感染症対策の今後の展望は―。著者は日本医師会会長として初動の緊迫した半年間、新型コロナ感染症対応にあたった。この経験の中で得た教訓と感染拡大から一年半余を経た現状を踏まえ、「かかりつけ医」と地域医療を重視する立場からの提言を記す。
目次
第1章 ドキュメント 新型コロナウイルス感染症との半年間(二〇二〇年一月―得体の知れない感染症の脅威;二〇二〇年二月―まさかの一斉休校;二〇二〇年三月―迷走するPCR検査 ほか)
第2章 新型コロナウイルス感染症対策を考える(PCR検査の二つの顔;防護具不足による医療崩壊の危機;コロナ医療と通常医療を両立させる医療提供体制の再構築 ほか)
第3章 「かかりつけ医」の果たす役割―感染症の教訓とともに考える(医師たるもの「かかりつけ医」となれ―父の教え;コロナ医療と「かかりつけ医」;「かかりつけ医」の多様な働き ほか)
著者等紹介
横倉義武[ヨコクラヨシタケ]
1944年生まれ。久留米大学医学部卒業。医学博士。福岡県医師会会長(2006‐2010)、第19代日本医師会会長(2012‐2020)、日本人で3人目の世界医師会会長(第68代、2017‐2018)などを経て、現在、社会医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長。医師になって50年来、患者に寄り添う安心できる医療を目指して、患者に最も身近な「かかりつけ医」の立場から地域医療を支える活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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