岩波新書<br> 新型コロナと向き合う―「かかりつけ医」からの提言

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岩波新書
新型コロナと向き合う―「かかりつけ医」からの提言

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004319009
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0247

出版社内容情報

医療現場では何が課題だったのか。医療政策・医療行政のどこに問題があったのか。そして今後の展望は--。著者は日本医師会会長として初動の緊迫した半年間、新型コロナ感染症対応にあたった。この経験の中で得た教訓と、感染拡大から一年半余を経た現状を踏まえ、「かかりつけ医」と地域医療を重視する立場からの提言を記す。

内容説明

医療現場での課題とは何か。医療政策・医療行政のどこが問題なのか。そして感染症対策の今後の展望は―。著者は日本医師会会長として初動の緊迫した半年間、新型コロナ感染症対応にあたった。この経験の中で得た教訓と感染拡大から一年半余を経た現状を踏まえ、「かかりつけ医」と地域医療を重視する立場からの提言を記す。

目次

第1章 ドキュメント 新型コロナウイルス感染症との半年間(二〇二〇年一月―得体の知れない感染症の脅威;二〇二〇年二月―まさかの一斉休校;二〇二〇年三月―迷走するPCR検査 ほか)
第2章 新型コロナウイルス感染症対策を考える(PCR検査の二つの顔;防護具不足による医療崩壊の危機;コロナ医療と通常医療を両立させる医療提供体制の再構築 ほか)
第3章 「かかりつけ医」の果たす役割―感染症の教訓とともに考える(医師たるもの「かかりつけ医」となれ―父の教え;コロナ医療と「かかりつけ医」;「かかりつけ医」の多様な働き ほか)

著者等紹介

横倉義武[ヨコクラヨシタケ]
1944年生まれ。久留米大学医学部卒業。医学博士。福岡県医師会会長(2006‐2010)、第19代日本医師会会長(2012‐2020)、日本人で3人目の世界医師会会長(第68代、2017‐2018)などを経て、現在、社会医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長。医師になって50年来、患者に寄り添う安心できる医療を目指して、患者に最も身近な「かかりつけ医」の立場から地域医療を支える活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

49
かかりつけ医とは、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師(ⅲ頁)。やたら第1章が長い。。医師が感染防護具不足というのは、エッセンシャルワーカーの健康なくして患者の健康維持なし。なんとかしてほしい。158頁に、医師と患者の信頼関係が書いてある。これは、私の場合も教師と生徒の信頼関係に置き換わる。目に見えない文化資本(D.スロスビー)を想起しよう。2022/01/19

Go Extreme

3
新型コロナウイルス感染症・半年間: 2020年1月―得体の知れない感染症の脅威 2月―まさかの一斉休校 3月―迷走するPCR検査 4月―緊急事態宣言発令 5月―病院経営悪化、深刻に 6月―検査方法の進展 新型コロナウイルス感染症政策を考える: PCR検査の二つの顔 防護具不足による医療崩壊の危機 医療を守るには財源確保が必要 感染症としての位置づけ 政策決定過程のあり方 治療薬の実用化に向けて ワクチン開発と接種をめぐる話 災害時の医療の役割 危機管理体制 感染症対策を健康教育へ かかりつけ医の果たす役割2021/11/12

のせち

1
コロナ禍においての医療政策の問題点を指摘している。医療従事者と非医療従事者の認識のギャップを埋めてくれる。2022/01/12

石井千湖

1
読売新聞短評で紹介。2021/12/05

philosophia1976

0
医師からみたコロナ禍と次なる感染症にむけた提言をまとめた本。著者はコロナ禍最初の2020年6月まで日本医師会会長を務めた医師。国や地方行政の対応のまずさ、マスク・防護服の資材不足、マスコミやネットによるデマや不正確な情報の拡散など、医師はコロナ以外に戦うものが多かった。問題になった検査の「目詰まり」は、検査から指定医療機関への紹介までを国が一元管理したためセンターに電話が殺到して機能不全に陥ったことが原因。今後のために「医療のための検査」と「公衆衛生のための検査」は分けるべきという提言はなるほどと感じた。2023/05/05

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