出版社内容情報
日韓関係は、なぜここまで悪化してしまったのか。交流が増えるにつれて、日韓の相互理解は進むはずではなかったのか。--その謎を解明するため、本書は一九四五年から現在に至る歴史を、北朝鮮・中国など国際環境の変容も視野にいれながら、徹底分析する。一つの生命体のように変化を遂げる日韓関係の履歴と未来とは。
内容説明
日韓関係は、なぜここまで悪化してしまったのか。交流が増えるにつれて、日韓の相互理解は進むはずではなかったのか。その謎を解明するため、北朝鮮・中国など国際環境の変容も視野に入れながら、一九四五年から現在に至る歴史を徹底分析する。非対称な関係から対称な関係へと変化を遂げた日韓関係の来歴と未来。
目次
序章 日韓関係の現状とそのダイナミズム
第1章 日韓関係の「前史」―一八七五~一九四五年
第2章 冷戦下における日韓関係の「誕生」―一九四五~七〇年
第3章 冷戦の変容と非対称的で相互補完的な日韓関係―一九七〇年代・八〇年代
第4章 冷戦の終焉と対称的な日韓関係の到来―一九九〇年代・二〇〇〇年代
第5章 対称的で相互競争的な日韓関係へ―二〇一〇年代
終章 日韓の「善意の競争」は可能か?
著者等紹介
木宮正史[キミヤタダシ]
1960年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。高麗大学大学院政治外交学科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は国際政治学・朝鮮半島問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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