岩波新書<br> 戦後政治史 (第四版)

個数:
電子版価格
¥1,144
  • 電書あり

岩波新書
戦後政治史 (第四版)

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年03月29日 23時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 382p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318712
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

的確かつ簡潔な叙述で定評のある通史に一〇年分を増補した最新版。民主党政権下で起きた東日本大震災から、安倍政権の復活と長期化、そしてコロナ危機に揺れる現在までの軌跡をたどる。それは、自民党「一強」と野党の弱体化が進み、政治的幻滅が拡大する時代であった。民主主義を衆参両院の全選挙結果も収めた必携の一冊。

内容説明

簡潔な叙述で定評のある通史に一〇年分を増補した最新版。この時期の日本は、民主党政権下での東日本大震災、安倍政権の復活と長期化、そして新型コロナウイルスによる危機を経験した。それは、自民党「一強」と野党の弱体化が進み、政治的幻滅が拡大する時代であった。衆参両院の全選挙結果も収めた必携の一冊。

目次

敗戦
占領と改革の開始
憲法改正
政党の復活
戦後最初の総選挙と第一次吉田内閣
社会党、第一党に
初の単独過半数政党
講和の前後
吉田対鳩山、左社対右社
保守一党優位体制の成立
日ソ国交回復、国連加盟
六〇年安保と政治の転回
経済政治の時代
社会党変貌の挫折
佐藤長期政権の始まり
沖縄、「本土並み」返還
「今太閤」と列島改造
「今太閤」の没落
首相の犯罪
伯仲の啓座億
「闇将軍」の支配
「総決算」路線の進展
自民党の世代交代
竹下派支配
「国際貢献」と選挙制度改革
「保守」政治の拡大
節目としての戦後五〇年
挫折する「改革」
一九九九年という転機
小泉ブームと構造改革
「9.11」以後
郵政民営化という争点
安倍・福田・麻生と「ねじれ国会」
「派遣村」からの問い
実現した政権交代
3.11の衝撃
政治刷新への幻滅
史上最長政権の構図
安全保障政策の転換
長期政権の終わり

著者等紹介

石川真澄[イシカワマスミ]
1933‐2004年。朝日新聞社政治部記者、同編集委員(政治担当)などを経て、新潟国際情報大学教授、桜美林大学教授を歴任

山口二郎[ヤマグチジロウ]
1958年生まれ。北海道大学法学部教授を経て、法政大学法学部教授。行政学・政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

34
自民党離党した河野洋平は、太郎の父親だが、新自由クラブへ(133頁)。本書は日本の政治をおおまかに把握できるが、同時代を生きてきたところは把握できている。が、子どもの頃の話は誰が総理か、朧気。政治・経済、現代社会の資料として、生徒には難しいだろう。同時代ではないところが長いからだ。 2021/09/21

崩紫サロメ

22
1995年以来、戦後日本政治を「論じる」ことを主な目的とせず、どんなことがあったかをコンパクトに記録することを第一義として編まれた新書の最新版で、菅内閣の成立までを扱っている。勿論、出来事の羅列ではなく、たとえば、新進党や民主党の挫折の原因として雑多な政治家が「非自民」という共通項だけで集まれば、その党は政策の不一致で悩むという逆説が野党を悩ませ続けており、自民党も雑居性という意味では同じだが権力という接着剤がこの党を成り立たせている、などの分析も適度に盛り込まれている。2021/05/10

さとうしん

13
敗戦から安倍政権退陣までの政治史、というか政界史、政局史になっているきらいがないわけではない。『小説吉田学校』とは別の視点からの戦後政治史が読みたいと思って本書を手に取ったが、社会党、民主党といった第一野党の動向も比較的詳しいのが特徴か。コンパクトにまとまっているだけに、便覧的な使い方もできそう。2021/04/01

ヒナコ

10
敗戦以降の日本の政治史がまとめられた新書。朝日新聞の政治部記者である石川真澄によるもので、途中、政治学者の書き手が山口二郎に変わっている。敗戦以降の政治史をまとめたのが、政治部の記者であるためか、淡々と選挙結果や政局が年代記として記述されているため、非常に味気ないものになっている。→ 2022/07/03

鯉二郎

8
本書を初めて手にしたのは2006年。当時は第二版だった。第三版が出たのはいつのことか忘れたが、第四版が出るというので16年ぶりに購入した。今回はあえて後ろから読んでみた。今の出来事の前には何があり、その前には何が起きて、さらにその前には・・という具合に戦後史を遡る。自分が有権者になった1990年代以降は「こんなこともあったなあ」と回想し、生まれる前の1970年頃までは歴史の復習になった。それにしても忘れた出来事や人物のなんと多いことか。最近の出来事に目を奪われ、過去を忘れがちな私に本書は便利な通史である。2021/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17604634
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。