岩波新書<br> 2100年の世界地図―アフラシアの時代

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2100年の世界地図―アフラシアの時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004317883
  • NDC分類 302.4
  • Cコード C0231

内容説明

世界人口の重心が変化していく。二一〇〇年までに世界の人口は百億人を超え、アフリカとアジア、すなわち「アフラシア」の人々が世界人口の八割以上を占める。本書は地理情報システム(GIS)の手法を駆使し、人口分布などの地球規模の情報を多彩なカラー地図で示す二一〇〇年の未来予測である。

目次

第1部 二一〇〇年の世界地図(二二世紀に向かう人口変化;定常状態への軟着陸;新たな経済圏と水平移民)
第2部 後にいる者が先になる(ユーラシアの接続性;大陸と海のフロンティア;二つのシナリオ)
第3部 アフラシアの時代(汎地域主義の萌芽;イスラーム;「南」のコミュニケーション)
共同体を想像する

著者等紹介

峯陽一[ミネヨウイチ]
1961年熊本県天草生まれ。京都大学文学部史学科卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、JICA研究所客員研究員。専攻、人間の安全保障、開発研究、アフリカ地域研究。著書に『現代アフリカと開発経済学』(日本評論社、国際開発研究大来賞受賞)など。共編著に『憎悪から和解へ―地域紛争を考える』(京都大学学術出版会、NIRA大来政策研究賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

114
最近10年間くらいの予測の本などを結構読んできましたがこれは2100年ということの予測です。こんなものだろうなという感じはしていたのですがこうはっきり示されると世界の動きや文明というのは、今後どのような方向に向かっていくのだろうという気がします。欧州や北アメリカなどの先進国の在り方や移民などがどうなるのか気になります。今後80年で気候などの条件もどうなっていくのでしょうか?2019/11/23

skunk_c

56
いくつかのカラー口絵地図が面白かったので購入したがしばらく積んであった。が、読み始めると望外に面白い。2100年の人口がアジアとアフリカで世界の8割を超え、しかもアフリカがアジアを越えるという国連予測を糸口に、政治経済だけでなく、思想や文化の面からも、「アフラシア」というアフリカとアジアの連帯的世界像を描こうとする。敢えて目標を定めることで、むしろ現代の課題が見えてくることもあるなと。さらにイヴン・ハルドゥーンやルソーから、広松渉、渡辺利夫まで、多様な先達の見識を肯定的に生かそうという姿勢も興味深かった。2020/10/07

HMax

27
「成長していくものに対して複雑な感情を抱く。自己の分身だと思えるときは成長を喜び、教訓を分け与えようとする。他者だと感じる時は脅威になる。成長を止めるのが無理なら目を背け自分の領域を守ろうと必死になる。」。2100年はアフリカ大陸とユーラシア大陸の時代。世界112億、アジア48億とアフリカ45億で83%を占める。引用されている福沢諭吉「文明論の概略」にあるように、100年の計をたてて日本もアフラシアの一員として成長しましょう。2020/02/08

yyrn

26
アフリカが世界の中心となる時代はいつか?この本では2100年には世界の人口が100億人となり、そのうち80億人がアフリカ・アジアで占められるという。でも人口だけではイニシアティブは取れないし下手をすれば分裂・紛争の主戦場にもなりかねない。どうすれば人口ボーナスを活かせるか?石油や鉱物資源に頼らない産業振興や気候変動に対応した農業の展開なども大切だが、宗教や言語の整理も重要なファクターだと述べ、それがアジアとのスムーズな交流を生み出し「アフラシア」という新しい概念を創造する可能性を述べている(と理解した)2020/10/17

まえぞう

19
2100年にどうなっているかというよりは、現在のアフリカ、アジア社会のあり方が近現代の歴史を踏まえて語られるという感じです。22世紀にはアジアとアフリカの人口が世界の8割を占めると予想されるなかで、どのような未来を作っていくのかを考える土台を提供してもらったと思います。2023/08/21

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