内容説明
ゲーム理論とは、ある種の意思決定を人間が行った結果、何が起きるかを予測する理論だ。と言うと難しげに聞こえるが、実は単純明快、初学者でもすぐ使いこなせるようになる理論なのだ。相手の出方をどう読むか。社会経済問題の分析だけでなく、ビジネスの戦略決定にも必須の基礎知識を、新進気鋭の理論家があざやかに解説する。
目次
第1章 ゲーム理論とは―戦略的思考の理論
第2章 ナッシュ均衡―相手の動きを読め!
第3章 複数均衡の問題―どのナッシュ均衡?!
第4章 非存在の問題―ナッシュ均衡がない?!
第5章 完全情報ゲームと後ろ向き帰納法―将来のことから考える
第6章 不完全情報ゲームと完全ベイジアン均衡、そして前向き帰納法―過去について考える
著者等紹介
鎌田雄一郎[カマダユウイチロウ]
1985年神奈川県生まれ。2007年東京大学農学部卒業、2012年ハーバード大学経済学博士課程修了(Ph.D.)。イェール大学ポスドク研究員を経て、2013年より、現在、カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院助教授。専門は、ゲーム理論、政治経済学、マーケットデザイン、マーケティング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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