出版社内容情報
「フェイクニュース」「ポスト真実」が一気に流行語となり、世界同時多発的にメディアやネットの情報の信憑性に注目が集まる時代。独・英・米・日の報道の国際比較研究を通して民主主義を蝕む「病弊」の実像と課題を追う。
内容説明
「フェイク・ニュース」「ポスト真実」が一気に流行語となり、世界同時多発的にメディアやネットの情報の信憑性に注目が集まる時代。権威を失いつつあるメディアに求められるプロフェッショナリズムとは?市民に求められるリテラシーとは?独英米日の報道の国際比較研究を通して民主主義を蝕む「病弊」の実像と課題を追う。
目次
序章 「メディア不信」―何が問題か
第1章 「うそつきプレス!」―ドイツの右翼グループの台頭
第2章 大衆紙の虚報とBBCの公平性―英国のEU離脱決定
第3章 大統領が叫ぶ「フェイク・ニュース!」―分裂する米国社会
第4章 静かな「メディア不信」―日本のメディア無関心
第5章 ソーシャル・メディアの台頭―揺らぐ先進諸国の民主主義
終章 ポピュリズムと商業主義に蝕まれる「言論空間」
著者等紹介
林香里[ハヤシカオリ]
1963年名古屋市生まれ。ロイター通信社東京支局記者、東京大学社会情報研究所助手、ドイツ、バンベルク大学客員研究員を経て、東京大学大学院情報学環教授。専門はジャーナリズム/マスメディア研究。2016年4月から2017年3月まで、ノースウェスタン大学、ロンドン大学、ベルリン自由大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
skunk_c
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