出版社内容情報
「君はこの問いにどう答えるか?」二千年の時を超え、プラトンとともに哲学の世界へ。
内容説明
ソクラテスを中心に、数々の登場人物が言葉を交わし、思索を深めていくプラトンの対話篇。「君はこの問いにどう答えるか?」。作品の背後から、プラトンが語りかけてくる。『ソクラテスの弁明』『国家』『饗宴』などの代表作品を読み考えながら、永遠の問いと対峙する。二千年の時を超え、いまも息づく哲学の世界へ。
目次
序章 プラトンとの対話
第1章 生の逆転―『ゴルギアス』
第2章 魂の配慮―『ソクラテスの弁明』
第3章 言葉の中での探求―『パイドン』
行動する哲学者―『第七書簡』
第4章 愛の力―『饗宴』
第5章 理想への変容―『ポリテイア』
第6章 宇宙の想像力―『ティマイオス』
第7章 哲学者とその影―『ソフィスト』
終章 プラトンは何を語りかけるか
著者等紹介
納富信留[ノウトミノブル]
1965年東京都生まれ。1987年東京大学文学部卒業、同大学院博士課程を経て、1995年英国ケンブリッジ大学古典学部にてPh.D.取得。現在、慶應義塾大学文学部教授。専攻は西洋古代哲学、西洋古典学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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