出版社内容情報
様々な要因と複雑に絡み合い,本人や周囲にも長期に影響を及ぼす「心の傷」.その実際は? 向き合い方は? そして社会や文化へのかかわりは? 研究者として,また臨床医として,数多くのケースをみてきた第一人者による待望の入門書.著者は究極の心のケアとはとまどいながらもそばに居続けることといいます.きっとそのヒントを得られる一冊です.
内容説明
様々な要因と複雑に絡み合い、長期に影響を及ぼす「心の傷」。その実際は?接し方は?そして社会や文化へのかかわりは?研究者として、また臨床医として、数多くのケースをみてきた第一人者による待望の入門書。
目次
第1章 トラウマとは何か
第2章 傷を抱えて生きる
第3章 傷ついた人のそばにたたずむ
第4章 ジェンダーやセクシュアリティの視点
第5章 社会に傷を開く
第6章 トラウマを耕す
著者等紹介
宮地尚子[ミヤジナオコ]
兵庫県生まれ。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989‐92年、米国ハーバード大学に客員研究員として留学、近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。現在、一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医師。医学博士。専攻は文化精神医学、医療人類学、トラウマとジェンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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