岩波新書
歴史のなかの大地動乱―奈良・平安の地震と天皇

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  • サイズ 新書判/ページ数 241,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004313816
  • NDC分類 210.35
  • Cコード C0221

出版社内容情報

奈良・平安の世を襲った大地の動乱.それは,地震活動期にある現在の日本列島を彷彿させる.貞観津波,富士山噴火,東海・東南海地震,阿蘇山噴火…….相次ぐ自然の災厄に,時の天皇は何を見たか.未曾有の危機を,人びとはどう乗り越えようとしたか.地震噴火と日本人との

内容説明

奈良・平安の世を襲った大地の動乱。それは、地震活動期にある現在の日本列島を彷彿させる。貞観地震津波、富士山噴火、南海・東海地震、阿蘇山噴火…。相次ぐ自然の災厄に、時の天皇たちは何を見たか。未曽有の危機を、人びとはどう乗り越えようとしたか。地震・噴火と日本人との関わりを考える、歴史学の新しい試み。

目次

1 大地動乱の開始―七・八世紀
2 大地動乱の深化と桓武の遺産―九世紀前半
3 陸奥海溝津波(貞観津波)と清和天皇
4 神話の神々から祟り神へ―地霊の深層
終章 君が代の時代と東北アジア

著者等紹介

保立道久[ホタテミチヒサ]
1948年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修了。専攻、歴史学。現在、東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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