出版社内容情報
民族学者折口信夫のもう一つの顔、歌人釈迢空(シャクチョウクウ)両者は一にしてニならず。生涯歌に憑かれた詩人は、古代のいぶきを山に、海に、旅に感受し、みずからの息づきとした。「永久なるものを我は頼むなり」――幽明にひそむ生の躍動。
内容説明
民俗学者折口信夫のもう一つの顔、歌人釈迢空。両者は一にして二ならず。生涯歌に憑かれた詩人は、古代のいぶきを山に、海に、旅に感受し、みずからの息づきとした。「永久なるものを我は頼むなり」―幽明にひそむ生の躍動は、永遠の命へと読む人をいざなう。
目次
海やまのあひだ
春のことぶれ
水の上
遠やまひこ
天地に宣る
倭をぐな
短歌拾遺